韓国人気番組プロデューサーが帰宅中に交通事故死、34歳「三食ごはん」「新西遊記」演出 第1子誕生控え
韓国の人気バラエティー「三食ごはん」や「新西遊記」などを演出していたプロデューサーのイ・ジュヒョンさんが、退勤中に交通事故で死亡したと25日、韓国で報じられた。34歳だった。
複数の記事によると22日の深夜0時26分ごろ、イ・ジュヒョンさんは夜勤を終えてタクシーに乗車。イPDを乗せたタクシーは、ソウル麻浦区(マポ)区上岩洞(サンアムドン)付近で、駐車していた観光バスや走行中の軽自動車に相次いで衝突し、イPDの死亡が現場で確認されたという。タクシー運転手は軽傷だった。警察は該当タクシー運転手を、交通事故処理特例法違反などの容疑で立件した。
イ・ジュヒョンさんは12月に第1子誕生を控えており、韓国では悲しみがさらに広まっている。
韓国の名物プロデューサーとして知られるナ・ヨンソク氏、シン・ヒョジョンPDら「新西遊記」を手がけた7人は「イ・ジュヒョンPDは、任された仕事に誰よりも大きな責任感を持って、いつも最後まで最善を尽くして走る誠実な後輩だった」「いつも一番乗りで、いつも番組に必要なものを入念にチェックし、整理していた彼の居場所を覚えている。 イ・ジュヒョンPDと一緒に『新西遊記』を作ることができてうれしかった」と故人を悼んだ。
イ・ジュヒョンさんは2016年にCJ ENMに入社。「三食ごはん コチャン編」「新西遊記」シーズン2・3、「大脱出4」、ドキュメンタリー「コリアンモンスター」「なんとなく大人」「コメディビッグリーグ」などの制作に参加した。昨年7月に、クーパンプレイが買収した映像制作会社「ボーダレスフィルム」に転職。Disney+スポーツドキュメンタリー「フルカウント」の制作に参加していた。
(よろず~ニュース・椎 美雪)