「みんなは出来てるのに」「なんでできないの?」を超えたのは、多忙時の定番【子供に言って後悔した言葉】
小学館は7月19日から8月10日にかけて、同社のWebマガジン「@DIME」公式Xで、「#言わなきゃよかった キャンペーン」を開催し、思わず子どもに言ってしまい「言わなきゃよかった…」と後悔した言葉を子育て中の親から募集。このほど、その集計結果が公開された。
1位は「早く〇〇して」(93票)。「やることがいっぱいあるとイライラしてつい言ってしまう」、「朝は特に言ってしまいがち。本人のペースに任せられるようになりたい」、「言う度に『今からやるところだったのに!』と言われて後悔しています」など、忙しい時につい出てしまうという声が多数を占めた。
2位は「なんでできないの?」(80票)。「勉強で何度も同じ問題を間違える時に言ってしまった」、「子どもにも向き・不向きがありますよね…。言わなきゃよかったと思いました」などの声があった。
3位は「他人との比較」(48票)。友達と比較して「〇〇くんはちゃんと勉強しているのに」や、家族や親戚と比べて「お兄ちゃん(お姉ちゃん)はできていたよ」と言ってしまったという声が寄せられた。また、2位との掛け合わせで「みんなは出来ているのになんでできないの?」というパターンもあった。
上位の結果から、親が子どもに対して無意識にかけるプレッシャーが後悔の原因となっていることが多いことが明らかに。特に「早く〇〇して」「なんでできないの?」といった言葉は、親自身の焦りや期待が反映されていることが分かる。
一方、少数ではあるが「『若い時はモテたんだぜ』と言って、子どもにすごい目で凝視された」、「本当の年齢を子どもに教えたら、いつの間にかお友達のママに広まっていた」など、少し毛色の異なる後悔も寄せられた。
同キャンペーンは「世界標準のSEL教育のすすめ『切りひらく力』を育む親子習慣」(下向依梨著)の発売を記念して実施された。1200件以上の投稿が寄せられ、有効回答数は1085件だった。
(よろず~調査班【ライフ】)