Apple Watchの「ワークアウト」では、距離や時間を設定して独自のインターバルトレーニングをプログラムできます。専用アプリを使わなくてもOK。いつもの「ワークアウト」アプリから使用すれば、iPhoneの「フィットネス」に詳細な記録が保存されます。

○インターバルトレーニングを作成する方法

「ワークアウト」アプリには、時間や距離の目標値を複数組み合わせて独自のワークアウトプログラムを作成する「カスタムワークアウト」機能があります。これを使ってインターバルトレーニングを作成することができます。今回は屋外ランニングを例にご紹介します。

「ワークアウト」アプリを開き、[屋外ランニング]の[…]をタップ。一番下までスクロールして[ワークアウトを作成]をタップ。[カスタム]をタップします

ワークアウトの編集画面が表示されます。まず3分間のウォームアップを設定します。

[ウォームアップ]をタップ。「ゴールタイプ」で[時間]にチェック(スキップも可能)。下へスクロールして時計アイコンをタップ。ダイヤルで時間を3分に設定して、[完了]をタップ。左上の[<]で戻ります

次に、疾走する「ワーク」を設定します。

[追加]をタップし、[ワーク]→[時間]の順にタップ。疾走する時間を設定して[完了]をタップします

同様に、ゆっくり走る「回復」を設定します。

[追加]をタップし、[回復]→[時間]の順にタップ。ゆっくり走る時間を設定して[完了]をタップします

これでワークと回復のセットができました。これを複数回繰り返す設定をします。

[追加]をタップし、[繰り返し]をタップ。[ワーク][回復]にチェックを入れ、右上の[>]をタップ。ダイヤルで繰り返し回数を選択して[完了]をタップします

最後にクールダウンを設定します。

[クールダウン]をタップ。「ゴールタイプ」を時間・距離・フリーから選択(スキップも可能)。ここでは[フリー]をチェックします。左上の[<]で戻ります

最後に、このカスタムワークアウトに名前を付けて保存します。

[カスタムタイトル]をタップ。タイトルを入力し、右上の[完了]をタップ。下へスクロールして[ワークアウトを作成]をタップします

これで作成作業が完了です。

○インターバルトレーニングを実施する方法

上記のカスタムワークアウトを使用してみましょう。

「ワークアウト」アプリを開き、作成したカスタムワークアウトをタップ。「ウォームアップ」が始まります。「ワーク」の通知が届いたら疾走を開始

計測中はこのような画面が表示されます。ワークが終わると「回復」(ゆっくり)の通知が届きます。通知ごとに「ワーク」と「回復」を繰り返し、最後にクールダウンの通知が届きます

終わったら通常と同じくワークアウトを終了。ワークアウトの詳細な記録はiPhoneの「フィットネス」アプリ上で確認が可能です

笠井美史乃 かさいよしの アプリ、サービス、マーケティングなど、IT・ビジネス分野で取材・執筆・編集を行う。マイナビニュースでは2013年開始の連載「iPhone 基本の『き』」をはじめ、iPhone・iPad・Apple WatchなどAppleデバイスのハウツーやレビューを担当。雑誌「Web Designing」「Mac Fan」、その他企業オウンドメディアなどで執筆中。 この著者の記事一覧はこちら