突然の大雨で「“道路”冠水」どうすればいい? 衝撃「映像」投稿相次ぐ「大雨」遭遇者の声とは

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走行中に突然の「大雨」どうしたらいい!?

 最近では大雨により道路が冠水するケースが相次いでいます。今回は実際にクルマを運転中に大雨に遭遇したユーザーに話を聞きました。

 またクルマを運転中に大雨に遭遇した場合、どのような措置を取れば良いのでしょうか。

突然の冠水…どうする?

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 2024年7月31日の夕方17時半頃から都内と埼玉県南部を中心に1時間に約100ミリの大雨が観測されました。

 猛毒チワワさん(@berina_darkness)は、当時17時50分頃に東京都練馬区を走行中だったといい、当時の状況について以下のように話します。

「突然強い風が吹き出したと思ったら、大粒の雨がフロントガラスに打ち付けてきました。

 視界も非常に悪く、周りのクルマもかなり速度を落として走っていました。

 雨が振り出してから10〜15分ぐらいで道路が冠水し、深い所では歩道も沈んでいました。

 クルマが通るとその波が玄関扉に当たってる家もあって、かなり深刻な状況でした。

 その後、勾配の下にあるマンホールからは脈打つように水が吹き出し、信号機の高さを超えていました。蓋が吹っ飛んでクルマや歩行者に当たれば怪我をしてしまうほどの水圧だったと思います」

 猛毒チワワさんは、X(旧ツイッター)に大雨の様子を綴ったテキストとともに当時の様子を映した複数の映像を投稿しています。

 1つ目には練馬区大泉町付近の交差点が映し出され、動画に映るマンホールから勢いよく水が吹き出ている様子など危険な状態であることがうかがえます。

 また2つ目には練馬区大泉学園町付近の高架下の映像、3つ目に埼玉県和光市付近の道路が映し出され、道路に溜まった大量の雨水が波打つように道路を覆っている様子が見受けられます。

 今回の大雨に遭遇して、猛毒チワワさんは「年々ゲリラ豪雨や台風の威力が増しているように感じ、今まで水害が無かった地域でも対策をするべきだと思います」と、改めて水害対策について再認識したと語っています。

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 ではクルマを運転中に大雨に遭遇した場合、どうすれば良いのでしょうか。

 まず大雨時には路面が滑りやすいため、スピードの出しすぎや急ブレーキをかけないよう十分に注意しましょう。その上、走行する際はとくに「アンダーパス」に注意が必要です。

 アンダーパスは、鉄道や道路と交差し前後区間に比べて急激に道路の高さが低くなっている区間を指し、とくに雨水が集中しやすい構造だといいます。

 今回の猛毒チワワさんが投稿した写真の地点は、交差点や高架下と、鉄道や道路が交差しているアンダーパスといえます。

 アンダーパスなど冠水する可能性がある路面は通行しないよう注意した上で、万が一進入してしまった場合は冠水場所から脱出することを考えましょう。

 冠水部分に進入すると、吸気口が水を吸ってしまうなどエンジンが停止し、そのまま立ち往生してしまう可能性も考えられます。

 脱出の際は、慌てずにシートベルトを外し、窓を開けて出るようにします。浸水時の脱出方法についてホンダの解説ページでは、「仰向けになり背中側から外に出るようにすると脱出しやすい」と説明しています。

 窓が開かない場合は、窓を割ってでも車内から脱出する、その後冠水の恐れがない高台などに移動するようにしましょう。

 最近は突然の大雨が観測されるケースもあり、クルマを運転中に大雨に遭遇するケースもあるかもしれません。予期せぬ事態に備え、あらかじめ対策について確認しておくようにしましょう。