米女子ラグビー選手、パリ五輪で獲得の銅メダルは「少し痛んできたけどゴージャス」 トークショーで言及「しっかりとした作り」

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マーハは「今後ももっとこれを身につけるつもり」と笑顔を見せた(C)Getty Images

 17日間の熱戦に幕を閉じたパリ五輪。さまざまな問題が取り沙汰された今大会だが、閉幕後も尾を引いている話題のひとつが“メダル劣化騒動”だ。

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 現地時間8月8日、スケートボード男子ストリートのナイジャ・ヒューストン(米国)がSNSを更新し、今大会で手にしている銅メダルの画像を公開。「最初はイカした見た目だったけど、僕の汗に触れたり、友人たちにかけたりしていたら、だいぶ酷くなった」「みんなが思っているほど上質ではない」などと正直な感想を漏らした。

 同投稿が波紋を呼び、続いて現地時間11日には、バドミントン男子シングルスで2連覇を飾っているビクトル・アクセルセン(デンマーク)が、自身のXを更新。「Tokyo vs.Paris」と文言を添えた五輪王者は、3年前に受け取った東京大会の金メダルと今大会の金メダルの比較映像を掲載し、こちらもネット上で大きな話題を集めている。

 そして今回は、7人制ラグビー女子で銅メダル獲得のイロナ・マーハ(米国)だ。現地時間12日、母国のトークショー『Late Night with Seth Meyers』に出演した28歳は、パリ五輪が終了してからも頻繁にメダルを着用しているといい、「重くて首にずっしりくるけど、これはこれで楽しい」などと今大会のメダルについて言及した。

 さらに、「今後ももっとこれを身につけるつもり」と笑顔を浮かべたマーハは、自身の銅メダルを取り出すと、「少し痛んできたけどゴージャス」とその輝きを披露。少しの間、番組ホストのセス・マイヤーズ氏に手渡すと、「しっかりしていて、素晴らしい作り」と語っており、多少の劣化を認めながらも満足そうな表情を浮かべている。

 なお米メディア『TMZ Sports』によれば、製造元のパリ造幣局は、今回の“メダル劣化騒動”について、「すべて組織的に交換し、オリジナルのものと同じ刻印を入れる」と回答しているという。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]