載せるだけでハイエースをキャンピングカー仕様にできる架装キットってめっちゃイイ!
アウトドアや車中泊のためにキャンピングカーが欲しいけど、普段乗ることを考えたら運転や駐車場が大変だと思ってあきらめている人も多いはず。それならハイエースをキャンピングカー仕様に自分でカスタムしてみては!?
店舗やオフィス用の家具を手がける石山木工所が立ち上げたカスタムパーツブランド・FAIRGROUND(フェアグランド)から、9月2日に第一弾となる、ハイエース スーパーGLに対応した架装キット「Van Life Kit For HIACE」(120万円)が登場。専門的な改造などは一切必要なく、普通のハイエースにポンと載せるだけでキャンピングカーに早変わり!
標準パッケージは、運転席側のサイドキャビネット、助手席側のサイドキャビネット、ソファーベッドの3つパーツで構成。
▲「サイドキャビネット(運転席側)」
まず、運転席側のサイドキャビネットのサイズはW1487×D301×H650mm(水栓含まず)。天板にはミニシンクと蛇口が付いていて、キャビネット内には電動ポンプと給排水タンクが仕込まれているため、ポータブル電源を繋げば水を流すことが可能。手洗いやちょっとした洗い物をするのに便利です。
また、ポータブル電源などから電力を供給すれば、付属のコンセントで電気製品を自由に使うことも。付属のUSB Type-Aポートでスマホを充電することもできます。
▲「収納(助手席側)」
助手席側の「収納」のサイズはW1487×D221×H500mm。テーブルとして使うほかにも、複数の収納スペースがあり、折りたたみシェードをしまうことも可能です。
▲「ソファーベッド(シングルタイプ)」
そして、後方に設置するシングルタイプの「ソファーベッド」のサイズはW958×D666×H810mm(ベッド時はW958×D1826×H650mm)。安全基準上、乗車中の座席として使用することはできませんが、停車時はゆったりくつろぐことができます。背もたれ部のクッションを外せばベッドとして使えるので、車中泊にはうってつけです。
いずれのパーツも簡単に取り外ができ、すぐノーマル車両へ戻せるのも大きなメリット。改造の必要もないので、パーツを外せばそのまま車両整備に出すことができます。
外したパーツは車外でも普通の家具として使えるので、クルマに載せない時は室内やガレージで活用するのもアリ。ミニシンクのあるサイドキャビネットは、ガレージでのDIYでも重宝しそう。
マットブラックとマスターウォールナットカラーの高級感のあるデザインだから、家の中で使っても違和感がないはず。
▲「センターキャビネット」
標準キット以外にも、セカンドシートに被せてテーブルとして活用できる「センターキャビネット」(31万円)も発売。サイズはW1450×D420×H650で、引き出しタイプになっているためスペースを広く使え、テレワークにも最適です。
ハイエースをノーマル車両とキャンピングガーの一台二役で使うことができる架装キット。ハイエースのアウトドアカスタムがしたいけど、ちょっと難易度が高いと感じていた人の最初のカスタムにもオススメです。
>> FAIRGROUND
<文/&GP>
【関連記事】
◆設営時間わずか2分、しかもクルマとジョイントもできるシェルター!って、ロゴスさん本当ですか?
◆エアコンの風を邪魔しない。MagSafe対応車載スマホホルダーでクルマでのスマホ利用を快適に
◆「電流監視コードリール」でクルマの電源をキャンプや災害時に安心して使おう