長崎に原爆が投下され79年…山口からも平和の祈り「絶対に戦争をしてはいけない」
長崎に原爆が投下され、9日で79年。山口市でも犠牲者を追悼する式典が開かれました。
山口市の県原爆被爆者支援センター「ゆだ苑」では、長崎原爆忌が営まれました。
式では被爆者を代表して、長崎で被爆した防府市の市川倭文枝さん(93)が、平和宣言を行いました。
「戦はいやだとしみじみと感じさせてもらった日でございます。」「国同士が争ってああいう意味も なく殺されることがあってはいけないなあと思います」
市川さんの女学校の同級生350人のうち100人が亡くなったということです。
市川倭文枝さん
「とにかく平和、世界平和が一番大事だと思います、絶対に戦争をしてはいけません」
山口県内で被爆者健康手帳を持つ人はことし3月末現在1515人。この1年間で163人減少しているということです。