【笑うマトリョーシカ】櫻井翔“総理候補”を高岡早紀“母”が誘導もまだわからない「最終“核”人形」

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 8月2日に第6話が放送され、8日放送回で第7話となる水川あさみが主演を務めるドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS系)。世帯平均視聴率は、初回5.3%からスタートし、第4話は5.9% まで上がったが、その後、第5話が5.3%、第6話が5.2%と5%台で推移している。

 物語は、東都新聞の敏腕記者だった道上香苗(水川)が、同じく大手新聞社社会部の記者だった父・兼郄(渡辺いっけい)の事故死の真相を探るミステリー。

 父の死には、政治家が絡んでいるのではないかと調べていく中で、未来の総理候補ともいわれる人気政治家の清家一郎(櫻井翔)とその秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)と知り合う。そして香苗は、一郎の政治方針は誰かによって操られているのではないかとの疑問を持ち始める。

 最初は、秘書の鈴木によって操られていると思っていた早苗。当の鈴木も、自身が一郎という政治家を育て上げたのと自負があった。

しかし、一郎の過去をたどるうちに、大学時代の恋人・三好美和子(田辺桃子)の存在が浮上。三好も自分こそが一郎のブレーンだと思っていたのだが…。

 6話ではついに、一郎を誘導していたのは、母の清家浩子(高岡早紀)だったことが明らかになる。その事実を知り愕然とする鈴木にスキャンダルが勃発。その結果、一郎は鈴木を解雇したのだった。

「題名のマトリョーシカとは、人形の中からまた人形が出てくることが繰り返される構造のロシアの民芸品人形。そのマトリョーシカさながらに、次から次へと一郎のブレーンが出てくる…。ここにきて、ようやく題名の意味が回収されたように感じました。ただ、一番外側の人形が一郎で、最後に出てくる核のような人形が浩子なのかどうか、まだわかりません」(テレビ誌ライター)

 解雇にショックを受けた鈴木は、香苗に手を貸すのか? 浩子の目的は何なのか? 第7話から先、今後の展開がますます気になる。