国分グループ シンガポール食品卸の株式取得

写真拡大

国分グループ本社のシンガポール子会社、国分コモンウェルストレーディングは同国の食品卸売会社であるSan Sesan Global Pte. Ltd.〔本社・シンガポール、代表者・Lim Ming Ling〕の株式を取得した。

San Sesan社は03年設立、165万2シンガポールドル。7月31日付で同社株式80%を取得し、国分グループから取締役を派遣する予定。シンガポールにおける卸売事業の強化と国内外のグループ各社と連携した商流・物流・商品開発の各機能の飛躍的な向上を図り、国分グループの海外事業のさらなる拡大を進める。

国分グループは、第11次長期経営計画で海外事業の「基幹」事業化を掲げており、経済、物流、情報の中心であるシンガポールをASEAN事業の中核地と位置付けている。同国では、ASEAN統括会社の国分シンガポール、食品卸売会社の国分コモンウェルストレーディング、低温物流会社のコモンウェルス国分ロジスティクスがそれぞれ事業を展開し、ASEAN地域と日本をつなぐ、食のネットワークの強化を進めている。