TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、スピードワゴン・井戸田潤さんとYouTuber・カジサックさん。井戸田さんのお母さんの行動にカジサックさんもビックリ!?


(左から)井戸田潤さん、カジサックさん



◆井戸田「この母親の息子で良かった」

井戸田:俺、つい5、6年前まで母の日にプレゼントをしたことがなかったの。

カジサック:そうなんですね。

井戸田:それで、うちの母親のことを“せっちゃん”って呼んでいるんだけど、娘と相談して「ハイブランドのバッグをあげよう」って、せっちゃんに似合いそうな物を2人で名古屋のデパートに探しに行って“これがいいな”と思って、初めて買ってあげたのよ。

カジサック:はい。

井戸田:そうしたら、まぁ喜んで。もう70歳ぐらいになるんだけど、ハイブランドのバッグをもらって、ぴょんぴょん跳ねながら写真も撮って「うれしい〜! すごく大切にするね!」って言ってくれて、その日は帰ったのよ。そうしたら数日後にLINEが来たの、それが怒りのLINEなのよ。

カジサック:なんで!? 流れ的におかしいじゃないですか。

井戸田:その世代の人たちって“倹約を美徳”としているから、調べてみたんだろうね。

カジサック:値段だ!

井戸田:そう! 数十万したんだけど「こんな高い物をくれて!」って。

カジサック:そんなに怒ってんの(笑)?

井戸田:めちゃくちゃ怒ってた、まぁ文章から俺が読み取っているだけなんだけど。

カジサック:雰囲気でね。

井戸田:それで「私には不相応だし、よく見たらすごくきらびやかで合わせづらいし、なんなの? もっと貯金をしなさい!」って。“いや、多少はあるわ!!”って思いながら。

カジサック:いつまでも子どもですから。

井戸田:それでおかんが、それを「売った」って言うのよ。

カジサック:えぇ!? せっちゃん、それはアカンわ。

井戸田:母親からしたら、最愛の息子と最愛の孫から選んでもらった物を売ったったりするなんて。しかも、文章には続きがあって。「私が気に入っているリーズナブルなブランドのバッグを2つ買いました」って、それをまたうれしそうに写真まで送ってきてさ。俺らが選んだやつじゃないんだよ? 全然違うやつなのに「ありがとう♡」って書いてあった。

カジサック:わぁお!

井戸田:そのときに“あぁ……俺、この母親の息子で良かった”と思ったよ(笑)。

カジサック:逆に(笑)。

井戸田:“面白い”って思った。

カジサック:(芸人として)そんなエピソードで落としてくれるお母さんは素敵ですよね。

井戸田:そうそう。

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<井戸田潤さん情報>

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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00〜26:00