2歳コースレコードで勝利したエンブロイダリー(撮影:下野雄規)

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 27日、新潟競馬場1Rで行われた2歳未勝利(2歳・未勝利・芝1800m)は、ハナに立ってレースを進め、直線で後続を楽々と突き放したC.ルメール騎手騎乗の1番人気エンブロイダリー(牝2、美浦・森一誠厩舎)が、4番人気アグネスサンキ(牡2、美浦・和田勇介厩舎)に7馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分45秒5(良、2歳コースレコード)。

 さらに1.3/4馬身差の3着に5番人気バッケンレコード(牡2、栗東・河内洋厩舎)が入った。なお、2番人気レッドソニード(牡2、美浦・嘉藤貴行厩舎)は4着に、3番人気メルキオル(牡2、栗東・松永幹夫厩舎)は5着に終わった。

 勝ったエンブロイダリーは、父アドマイヤマーズ、母ロッテンマイヤー、その父クロフネという血統。3代母がビワハイジなので、ブエナビスタ、ジョワドヴィーヴルなどと同じ一族にあたる。6月の新馬戦では2着に敗れたが、単勝1.1倍の断然人気となったここで見事レコード勝ち。また、6月末から約1か月の休養に入っていたC.ルメール騎手は復帰初戦でのVとなった。

【勝ち馬プロフィール】
◆エンブロイダリー(牝2)
騎手:C.ルメール
厩舎:美浦・森一誠
父:アドマイヤマーズ
母:ロッテンマイヤー
母の父:クロフネ
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 エンブロイダリー 1人気
2着 アグネスサンキ 4人気
3着 バッケンレコード 5人気
4着 レッドソニード 2人気
5着 メルキオル 3人気
6着 メリトーリアス 6人気