「広告・マスコミ業界」の平均年収トップは?(画像はイメージ)

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 国内540万社の企業データを基盤に営業の効率化を支援する「SalesNow」を展開するSalesNow(東京都渋谷区)が、広告・マスコミ業界における上場企業を対象とした「平均年収ランキング」を発表しました。

2位の企業は3つの事業セグメントで構成

 同ランキングの調査期間は、2023年4月1日から2024年4月1日。「SalesNow」の企業情報を網羅したデータベース「SalesNowDB」において、広告・マスコミ業界における各企業(上場企業)の平均年収を調査したものです。なお、同データベースは、商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出しているということです。

 3位は「テレビ東京ホールディングス」。平均年収は1522万3000円です。同社はテレビ東京などを傘下に置く放送持株会社。テレ東グループでは、テレビ地上波・BS放送をはじめ、デジタル媒体の開発・運営、アニメ番組の企画などさまざまな事業を展開しています。

 2位には「フジ・メディア・ホールディングス」がランクイン。平均年収は1580万円です。同社はフジサンケイグループを統括する持株会社。フジテレビジョンなどの放送事業を中心に、メディア・コンテンツ、都市開発・観光、その他の3つの事業セグメントで構成されています。

 そして、1位となったのは「電通グループ」。平均年収は1588万6000円です。国内外のグループ会社を統括する純粋持株会社である同社。グループ企業は国内が約150社、海外が約650社で、日本、アメリカ、EMEA、APACの4地域で事業を展開。グループの主要企業は大手広告代理店の電通です。