バイエルンがポルトガル代表MFパリーニャの獲得を正式発表 2028年夏までの4年契約を締結

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 バイエルンがフルアム所属のポルトガル代表MFジョアン・パリーニャの獲得をクラブ公式サイトで発表した。

 パリーニャは2023年夏の移籍市場最終日にバイエルンのメディカルチェックを受けたものの、フルアムが代役を用意できなかったことから、土壇場でクラブ間交渉が決裂。2023年9月にフルアムと新契約を結び、2023−24シーズンを戦っていた。

 一度は交渉が決裂した両クラブだが、1シーズンを経て、再びバイエルンがフルアムへオファー。今回は正式にクラブ間合意に至り、バイエルンのパリーニャ獲得が決定した。なお、パリーニャとバイエルンの契約期間は2028年6月30日までの4年間と発表されている。

 現在28歳のパリーニャは守備的MFを主戦場とするプレーヤー。母国のモレイレンセでプロデビューを飾ると、その後はスポルティング、ブラガを経て、2022年夏にフルアムへ完全移籍で加入した。すぐさま中盤の主軸に定着すると、約2年間で公式戦通算79試合に出場し8ゴール1アシストを記録。また、ポルトガル代表としても国際Aマッチ通算31試合に出場し2ゴール1アシストをマーク。今夏のEURO2024でも4試合に出場していた。

 12年ぶりの無冠という不本意な結果で2023−24シーズンを終えたバイエルンは、ヴァンサン・コンパニ新監督とともに迎える新シーズンに向けて、今夏の移籍市場での戦力拡充を画策。すでにシュトゥットガルトから日本代表DF伊藤洋輝、クリスタル・パレスからパリ・オリンピックU−23フランス代表MFミカエル・オリーズの獲得が決定している。


【動画】バイエルンがジョアン・パリーニャ獲得を正式発表