650万円!? トヨタ「高級SUVミニバン」実車公開! ド迫力”ヘキサグリル”採用のタフモデル! ヒンジドアの「イノーバ ゼニックス」タイで登場

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トヨタのSUVミニバンが実車展示

 トヨタのタイ法人は、首都バンコクで開催された「ファスト・オートショー・タイランド2024」(7月2日〜7日)に、「イノーバ ゼニックス」を実車展示しました。

トヨタの新型SUVミニバン「イノーバ ゼニックス」

 トヨタのSUVミニバン「イノーバ ゼニックス」は、トヨタがアジア圏などに向け展開する3列シートミニバン「イノーバ」の派生モデルとして、2023年7月にタイで発表されました。

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 インドやベトナムなどでは「イノーバ ハイクロス」という別の名称で展開されています。

 イノーバ ゼニックスのコンセプトは「イノベーティブ・マルチパーパス・クロスオーバー」。トヨタが近年展開する最新のTNGAプラットフォーム(GA-C)を採用。「C-HR」やレクサス「UX」などと共通しています。

 ボディサイズは、全長4760mm×全幅1850mm×全高1790mmで、最低地上高は185mm。サイズ感の似た日本展開車で比較すると、日本でも人気の高いトヨタのSUVである「ハリアー」が近いと言えます(全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm)。

 パワートレインは、システム最高出力約186馬力・最大トルク188Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンに、モーターを組み合わせたハイブリッドシステム。トランスミッションはe-CVTで、駆動方式は前輪駆動(FF)です。

 外装は、「ハイラックス」や「タンドラ」を思わせる六角形グリルが特徴的で、タフでスポーティーな印象。内装も、ブラウンとブラック基調に装飾がほどこされ、高級感が漂います。

 ボディーカラーは、ブラックダークスティールマイカ、ホワイトプラチナパール、アティチュードブラックマイカ、シルバーメタリックという4色が展開。

 販売価格は、基本グレード「スマート」が137万9000バーツ(約606万円)、今回展示された上位グレード「プレミアム」は147万9000バーツ(約650万円)です。

「ファスト・オートショー・タイランド2024」は会場面積1万5000平方メートルに各社が展示と販売会を行うイベントで、今年で12年目。トヨタはイノーバ ゼニックスの他にも「ヤリスクロスや商用トラック「ハイラックスチャンプ」などを出展しました。