いすゞ「新型“3列”SUV」初公開! めちゃスポーティな「RS」もアリ! 4年ぶり顔面刷新の「ミューエックス」何が変わった? タイで登場したド迫力モデルとは
いすゞのSUV「MU-X」が大幅進化!? 何が変わったのか
タイをはじめ世界60以上の国や地域で販売されている、いすゞのミッドサイズSUV「MU-X(ミューエックス)」が4年ぶりの大幅改良を受けました。日本では販売されていませんが、SNSなどを通じて大きな反響を呼んでいるようです。改良前と比較して、どこが変わったのでしょうか。
今回の改良で最も大きく変わったのはフロントマスクです。口はガバっと広く、目つきはキリッと鋭く、といったフェイスリフトによって、SUVならではの力強さと存在感を引き立てています。
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バンパー左右に設けられたエアカーテンという縦型フィンは空力性能の向上にも寄与しているといいます。
リアは左右テールランプの間に黒色のガーニッシュを設けるなどで、ワイド感と踏ん張り感を強調。そして何より新型の存在感を高めているのが新グレード「RS」の存在です。
RSは、フロントグリル開口部にある2本の横バー、ルーフパネル、ホイール、サイドステップ、ドアミラーなどをグロスブラックで統一。さらにオーバーフェンダーを装着することで、スポーティな雰囲気と迫力の度合いを高めています。
そんなRSの世界観はインテリアにも及び、ブラックを基調としながらも随所にイエローグリーンのステッチを施し、さり気ない特別感をもたらしています。
改良前にもスポーティな演出を施した「ファントム」というパッケージが用意されていましたが、RSはそれよりさらに踏み込んだ提案で、新たな顧客層の開拓を狙っています。
インパネやドアトリムはRSに限らず全車通して細部が見直されるほか、新世代ステレオカメラの採用により先進安全機能が拡充。上質感と先進性をより高い次元へと引き上げています。
パワートレインに変更はなく、1.9リッターまたは3リッターのディーゼルエンジンを搭載。駆動方式は2WDと4WD。
ボディサイズは全長4860mm×全幅1870mm(RSは1885mm)×全高1875mm。価格は118万4000バーツ(約510万円)からとなっています。