まさかの13位に沈むマリノス。キューウェル監督は立て直せるか。(C)SOCCER DIGEST

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 ハリー・キューウェル監督が率いる横浜F・マリノスが、苦境に立たされている。

 オーストラリア代表のレジェンドで、セルティックでコーチを務めていたキューウェルを新監督に迎えた横浜は、アジア・チャンピオンズリーグこそ躍進し、準優勝したが、Jリーグでは近年稀に見る大苦戦。7月6日に行なわれたガンバ大阪戦で0−4の大敗を喫し、2008年以来の4連敗となった。

 指揮官への風当たりが強まるなか、オーストラリアメディア『Futbol Australia』が8日に公式Xを更新。「ヨコハマの監督としてのハリー・キューウェルに対する批判を毎週多く目にする」と切り出し、次のような辛口の見解を寄せている。
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「選手としてはアジア/オセアニアサッカー史上最高の才能の持ち主だが、監督としては...大したことはない(寛大に言えば)。Jリーグは彼にとって大きすぎる。残念だがそういうことだ」

 キューウェル監督はG大阪戦後に「ここで下を向くことなく、諦めずにやることが大事。自分たちのやっていることを信じ、やり続ける」と語った。

 次節以降は鹿島アントラーズFC町田ゼルビアと上位との対決が続くなか、復活の姿を見せつけ、マリノスのサポーターと母国のファンに明るい話題を提供できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部