トヨタ新型「ハイラックスチャンプ」実車公開! 「どこでもキャンプ仕様」展示! 発売は? ゴツレトロ顔の特徴とは

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新型ハイラックスチャンプ、2台のカスタマイズ仕様を展示

 日本では未発売のトヨタの新型「ハイラックスチャンプ」。7月5日-6日に開催される「群馬パーツショー」では、2台の異なる仕様が展示されました。

群馬パーツショー2024に展示された新型「ハイラックスチャンプ」のアウトドア仕様

 新型ハイラックスチャンプは、「ハイラックス」と共有するシャシをベースに開発されたモデルです。

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 元々は、2022年12月にタイでお披露目された「IMV0」というモデルで、タイでは「ハイラックスチャンプ」、フィリピンでは「ハイラックスタマラオ」、インドネシアでは「ハイラックスランガ」と車名を変えて登場しました。

 上記の3モデルのうち新型ハイラックスチャンプのみが2023年12月からタイにて発売されています。

 タイでは、これまで働くクルマとしてハイラックスは認知され、高い人気を誇ってきました。

 そうした中で、新型ハイラックスチャンプは多様化するビジネス形態や様々な使用用途に合わせて仕様を選ぶことが可能です。

 基本的なボディは、ショート仕様(ホイールベース2750mm)とロング仕様(ホイールベース3085mm)を設定。

 例えばタイでの量販仕様となる「ロングホイールベースモデル(デッキあり)」のボディサイズは全長5300mm×全幅1785mm×全高1735mm、ホイールベース3085mmとなっています。

 搭載されるパワートレインは、ガソリン車(2リッターと2.7リッター)、ディーゼル車(2.4リッター)の3種類を設定。

 トランスミッションは6速AT/5速MTとなり、駆動方式は2WDとなっています。

 またタイでは、販売店での購入検討時点で9つの架装ビルダーから好みのカスタマイズを選ぶことも可能で、タイでの幅広いニーズに対応しています。

 なお新型ハイラックスチャンプのタイ現地での価格は45万9000バーツ(約200万円)からです。

 これまで日本では「ジャパンモビリティショー2023」にて「IMV 0」を展示。

 その後「東京オートサロン2024」や今回の「群馬パーツショー2024」ではタイから持ってきた新型ハイラックスチャンプが展示されています。

 東京オートサロン2024では、ロング仕様で荷台の架装はない状態のものでした。

 今回の群馬パーツショー2024では、そのロング仕様の荷台にオフロードバイクを載せた展示の他に、タイのビルダーが手掛けたキャンピングカー仕様も置かれています。

 荷台部分にボックスを配置することで収納力向上や備え付けのシンクなどを使うことが可能です。

 そしてそのボックスの上にはテントも備え付けられており、どこでもキャンプが楽しめるようになっています。

 新型ハイラックスチャンプに関して、担当者は次のように話しています。

「タイで販売されているハイラックスチャンプは、架装をして販売するのがスタンダードです。

 タイトヨタのホームページにも『どんな仕様にしたい?』というカタチで色々なカスタマイズを選べるようになっています」

 また日本で販売について、前出の担当者は「現時点で販売する予定はないですが、お客様からの反応もよく、色々と検討していきたいですが、販売のハードルは高いのでまずはお客様の反響を集めています」と話していました。

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 今回の群馬パーツショー2024では、ハイラックスやランドクルーザーシリーズ(300・250・70)が多数展示され、それぞれオフロードやアウトドア、車中泊など個性的なカスタマイズの展示が行われていました。