「ショウヘイと話すために日本語を勉強」球宴初選出のデラクルーズが“仰天告白” 大谷翔平との塁上交流が話題に

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レッズのエリー・デラクルーズが初めて球宴に選出された(C)Getty Images

 MLB機構は現地時間7月7日(日本時間8日)、16日(同17日)にテキサス州アーリントンで行われるオールスター戦の出場全選手を発表した。

 4年連続4度目の選出が決まっている大谷はこの日、本拠地でのブルワーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、5打数1安打2盗塁で、2年連続の20盗塁を達成した。

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 20本塁打20盗塁は2021年、2022年に続き3度目となる大谷。チームは2-9で敗れたが、果敢に次の塁を狙う姿勢を見せた。

 ナ・リーグで20盗塁以上を記録している選手の中で、今季大谷に次いで本塁打を放っているのが、レッズのエリー・デラクルーズだ。ここまで90試合に出場し、打率.247、15本塁打、39打点で、両リーグ断トツの43盗塁を記録している。

 そのデラクルーズは、16日(同17日)にテキサス州アーリントンで行われるMLBオールスターゲームにリザーブ野手の1人として選出された。ナ・リーグのリザーブ野手に選ばれていたドジャースのムーキー・ベッツが左手骨折で出場できず、選手間投票で遊撃手の次点だったデラクルーズが繰り上げで選ばれた。

 現地メディア『Cincinnati』はXで「エリー・デラクルーズが初めてオールスターゲームに選出された。おめでとう」と、祝福している。

 また、『FOX19』のジョー・ダネマン氏は自身のXで、球宴に選出されたデラクルーズのコメントを掲載。それによると「ただ行って楽しみたいだけ。オールスターゲームだからね。ただ楽しみたいだけなんだ」と話したという。

 さらに、オールスターゲームでどの選手と話すのが一番楽しみかと聞かれた際に「彼は、ショウヘイ・オオタニと話すために日本語を勉強していると明かした」と、“仰天告白”したと伝えている。

 デラクルーズは昨年、エンゼルス時代の大谷が二塁打を放って塁上で腕を組んでいた際に左肘付近を“ツンツン”し、2人とも笑顔で会話していたことが注目を集めていた。

 その両者が、今度は球宴で同じチームでプレーすることになった。日本選手ではカブスの今永昇太も初選出され、日本選手でメジャー移籍1年目に球宴に出場する9人目の選手となった。

 メジャーを代表するオールスター軍団が集結する夢の祭典。今から待ち遠しくなってきた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]