元ファイターズガールの滝谷は、スマホをガン見する(撮影・中島洋尚)

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元ファイターズガール滝谷美夢(25)が23日、札幌市内で行われた演劇デビュー作品「天国への階段・北海道re−mix」の3日間5公演を完走した。

孤独死の現場を清掃し、遺品を探し出す特殊清掃員の役を、全公演満席のファンの前で演じた滝谷は「お芝居で舞台に立つのは初めてで緊張もありましたが、日曜の夜(の最終公演)まで成功できました」と、満面の笑みで初舞台の感想を口にした。

公演初日の5日前に台湾プロ野球の始球式に出席するなど超過密スケジュールで、出演者全員での稽古は数えるほど。それでもステージでは、トレードマークの笑顔に加えて“憂い”“変顔”“驚き”“にらみ”など、チア時代には見られなかった表情も見せ、霊と会話できる不思議な清掃員を演じきった。「(共演の)小橋(亜樹)さんと、一緒にお酒を飲みに行く約束をしています」と顔をほころばせた。

公演終了後には、7月12日から10日間の期間限定で、作品がオンライン配信されることも発表された。ステージを見た人も、見られなかった人も、鈴井貴之、森崎博之、オクラホマ河野真也ら、オフィスキューのベテランキャストと堂々渡り合う滝谷のデビュー演技を確認できる。配信の詳細・問い合わせは、クリエイティブオフィスキューのホームページまで。