早瀬憩からの言葉に涙を流す新垣結衣(撮影・堀内翔)

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 女優の新垣結衣(35)と早瀬憩(17)が8日、都内で行われたW主演映画「違国日記」公開記念舞台あいさつに瀬戸康史(36)らと出席した。

 6月は11日が新垣、6日が早瀬の誕生日で映画も7日に公開された。それを祝してサプライズで特大のケーキが用意された。早瀬は「まさかお祝いしていただけるなんて思ってもいなかったのでとってもうれしい」と感激し、新垣も「ビックリしました。いい匂いがする」と喜んだ。

 さらに映画初主演の早瀬から新垣へサプライズの手紙が送られた。早瀬はその手紙で「結衣さんと会える機会が減るのはさみしい」と本音を漏らしつつ、「結衣さんは私の憧れであり目標です。意外とおちゃめな結衣さんが大好きです」などと涙を流しながら読み上げて思いを伝えた。

 手紙を受け取った新垣は「やられてしまいましたねー。あまりこういう場では涙を流すのは我慢するけど、我慢できませんでした」と感極まり、「まさかこんなサプライズをいただけると思わなくてうれしいです」と声に詰まりながら感謝した。

 最後には「涙でぐちゃぐちゃです」と笑いつつ、「大切な作品になりました」と早瀬。同作は人見知りな小説家の高代槙生(新垣)と、その姪・田汲朝(早瀬)の対照的なふたりの同居譚。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、生活を育むうちに家族とも異なったかけがえのない関係になっていく優しさの形を提示するヒューマンドラマとなっている。