シャオミの新スマホ「Redmi Note 13 Pro+ 5G」をチェック

既報通り、Xiaomiの日本法人である小米技術日本(以下、シャオミ・ジャパン)は9日、都内で「2024年上期新製品発表会」を開催し、日本市場向け新商品としてミッドハイレンジスマートフォン(以下、スマホ)「Redmi Note 13 Pro+ 5G(型番:24040RA98R)」(Xiaomi Communications製)を2024年5月16日(木)に発売すると発表した。

販路は公式Webサイト「mi.com」内の公式WebストアやXiaomi公式 楽天市場店、Amazon.co.jp、エクスプライス、NTTぷらら、ストリーム(EC カレント)、SBセレクション、ムラウチ、楽天ブックスでのオンラインに加え、MVNO(仮想移動体通信事業者)では、IIJmioとイオンモバイルが8GB+256GBモデルを取り扱う。その他、家電量販店のエディオン、ケーズデンキ、上新電機、ノジマ、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラが12GB+512GBモデルを取り扱う。

価格(金額はすべて税込み)はオープンながら市場想定価格が8GB+256GBモデルで59,800円、12GB+512GBモデルで74,800円。今回はそんなRedmi Note 13 Pro+ 5Gを、発表会場のタッチアンドトライで試すことができたので、写真や動画を交えてレポートする。


MediaTek Dimensity 7200 Ultraを搭載


丸みを帯びたエッジディスプレイを採用


主な特長や機能のまとめ


価格と販路

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、グローバルで発表されたRedmi Note 13シリーズの中では最上位モデル。先に紹介した「Redmi Note 13 Pro 5G」と同じく、約2億画素のメインカメラを搭載している。一方で、点や高精細かつ大画面ディスプレイ(有機EL)、120WのXiaomiハイパーチャージに対応し、ディスプレイは角の部分が丸みを帯びた「エッジディスプレイ」を採用して高級感や質感の良さが増している。

日本国内においては、オープン市場向け(いわゆるSIMフリー)モデルとして、公式Webサイト、MVNO、量販店などので取り扱われている。


本体正面



本体背面。左から「オーロラパープル」「ミッドナイトブラック」「ムーンライトホワイト」



3つの特長

本体サイズは約161.4(高さ)×74.2(幅)×8.9(厚さ)mm、重量は約204.5g。画面は約6.67インチ、解像度2712×1220ドットのCrystalRes AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載する。コントラスト比は500万:1、明るさはピーク輝度が1800nit、リフレッシュレートは最大120Hz。また、TUV Rheinlandの低ブルーライト(ハードウェアソリューション)、サーカディアンフレンドリー、フリッカーフリーをそれぞれ認証済み。Dolby Visionにも対応している。

本体のカラーバリエーションは「オーロラパープル」「ミッドナイトブラック」「ムーンライトホワイト」の3色をラインナップする。


本体正面向かって右側面(上)と左側面(下)(写真=上)、本体上部側面(上)と下部側面(下)(写真=下)

本体左側面にはボタンやスロット類の搭載はなく、右側面には電源(スリープ)ボタンおよびボリューム(上下)ボタンを搭載する。上部側面には、マイクやスピーカー口を備え、下部側面にはnanoSIMカードスロット(4FF)とUSB Type-C端子を搭載している。


ディスプレイ下部



ディスプレイの角は丸みを帯びたデザイン



フロントカメラ



ムーンライトホワイトのリアカメラ

ディスプレイ上部中央には約1600万画素、F値2.4、広角のフロントカメラを搭載する。1080p(60fps)と720p HD(30fps)の動画撮影が可能。

リアカメラは左上が約2億画素(F値1.65)のメインカメラ、その下が約800万画素(F値2.2)の超広角カメラ、2つのカメラレンズの隣に位置する小さめレンズが約200万画素(F値2.4)のマクロカメラとなっている。

メインカメラは、2.24μm 16-in-1スーパーピクセルに対応。センサーサイズは1/1.4インチで、OIS(Optical Image Stabilizer:光学式手ぶれ補正)にも対応している。


標準カメラアプリ。左が「200MP(2億画素)」モード、中央が「ポートレート」モード、右が「もっと見る」の画面



標準カメラアプリ。左がクイックメニュー(簡易設定)を表示させた画面、中央が「カメラ設定」の画面、右がフロントカメラでクイックメニュー(簡易設定)を表示させた画面

撮影モードは標準となる「写真」をはじめ「ドキュメント」「200M(2億画素)」「ビデオ(動画)」「ポートレート」「夜景」「プロ(マニュアル)」「パノラマ」「ショートフィルム」「スローモーション」「タイムラプス」「長時間露光」を搭載している。

「写真」では0.6(超広角)から10倍までのズームが、「ビデオ(動画)」は0.6から4倍までのズームが、「200M(2億画素)」は等倍と2倍のみを選択できる。

また、リアカメラにおける動画撮影は4Kが30fps、1080pが60fps、720pが30fpsにそれぞれ対応しており、画面右上に表示されている数字をタップするだけで簡単に切り替えることができる。なお、スローモーション撮影は1080pが60fps、720pが120fpsと240fpsで撮影可能。


「設定」画面



左が「モバイルネットワーク」、中央が「指紋、顔データ、画面ロック」、右が「バッテリー」の画面



左と中央が「デバイス情報」の画面、右が「ストレージ容量」の画面

OSはAndroid 14をベースにカスタマイズした「Xiaomi HyperOS」、チップセット(SoC)は4nmプロセステクノロジーのMediaTek製 Dimensity 7200-Ultra(オクタコア)を搭載している。内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージ(ROM)は、8GB/256GBモデルと12GB/512GBの容量違いの2モデルが用意されている。なお、microSDカードなどの外部メモリーには対応していない。内蔵バッテリーは5000mAh、120Wのハイパーチャージに対応しており、120W充電器(ACアダプタ)およびUSB Type-Cケーブルのどちらも試供品として同梱される。

NFC・FeliCa(おサイフケータイ)、IP68の防水・防塵性能にも対応している。オーディオ性能では、デュアルスピーカー、Dolby Atmosに対応。

Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)/ax(Wi-Fi 6)に、Bluetoothはバージョン5.3をサポートする。

nano SIMおよびeSIMのデュアルSIMに対応しており、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。
5G: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
4G LTE TDD: 38/40/41
4G LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
3G W-CDMA: 1/2/4/5/6/8/19
2G GSM: 850/900/1800/1900MHz


最後にタッチアンドトライで基本操作や標準カメラアプリの操作などを試した動画を紹介する。


S-MAX:シャオミの新しいスマホ「Redme Note 13 Pro+ 5G」をチェック【ファーストインプレッション】




記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


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