とちぎテレビ

栃木市にある渡良瀬遊水地の人工の巣でコウノトリの「りょう」と「淡夢（あむ）」のペアが産卵した卵について市は２３日、ふ化しないと判断したと発表しました。

卵は３月３１日に産卵したと推定され、今月５日ごろのふ化が見込まれていましたが、親鳥が巣を離れていることや専門機関の意見などからふ化しないとの判断に至ったということです。

栃木市の担当者は「名前の募集や足環の手配など、ふ化を想定して準備していたので大変残念に思う。また来年に期待したい」とコメントしています。