「見逃してやる」“受刑者”木村拓哉VS“鬼刑務官”上川隆也、まさかの展開に「胸熱」<Believe>
5月9日(木)に放送されたドラマ『Believe−君にかける橋−』第3話では、刑務所内で負傷した受刑者の狩山陸(木村拓哉)が医療機関に運ばれ、そこに刑務官の林一夫(上川隆也)が付いてくることに…。
狩山と2人きりになった林は、刑務官らしからぬ衝撃的な言葉を発した。(※以下、第3話のネタバレがあります)
◆恐怖の刑務官が…狩山の脱走を手助け?
「龍神大橋」の事故をきっかけに、その責任を被り、無実の罪で刑務所に入っている狩山(木村)。
彼は妻・狩山玲子(天海祐希)が余命わずかであることを知って脱獄を決意し、受刑者仲間とのケンカでわざと重傷を負い、外部の医療機関へ運び込まれることに成功した。
しかし病院には、国立刑務所・処遇部門第3区・区長である林(上川)が同行。林といえば、これまで狩山に「存在を反省しろ」と言い放つなど、受刑者に厳しいイメージのある“鬼”ともいわれる人物だ。
林は狩山と病室で2人きりになると、「逃げるつもりなんだろ」と問いただす。狩山がこれを否定すると、林はカーテンを開け「見逃してやる」と言い放った。さらに林は、「刑期の加重は避けられない」と忠告しつつ、自分の上着を差し伸べる。
林が狩山を逃がすというまさかの展開に、SNS上では「林区長見逃してくれるの?」「林区長!! そこまでするんかー!!」「林区長がこんなに助けてくれるなんて胸熱」「林区長の狙いはなんだろう?気になる〜」と驚愕する視聴者が相次いだ。
◆「逃げ遅れて、妻は…」林の壮絶な過去
狩山が「区長も咎められる可能性が…どうして?」と戸惑うと、林は自身の過去を語り始めた。
かつて冤罪を訴える受刑者がおり、林は検察庁に掛け合ったという。しかし訴えは聞き入れられなかった。刑期を終えたその受刑者は林を逆恨みし、彼の家に火を放った。
林は自身のシャツのボタンを開け、悲痛なやけどの跡を狩山に見せる。そして、「逃げ遅れて妻は亡くなった」「さらに延焼で隣の家の主婦も亡くなった」と語った。
「以来、私は受刑者に期待することを一切やめた」と話す林。とうとうと語られた彼の壮絶な過去にも、視聴者からはSNS上で「林区長の過去にびっくり」「林区長の過去が重すぎる」「林区長にそんな過去があったとは」といった驚きの声のほか、
「林区長の声は過去の傷のせいなんだ」
「林区長の枯れたお声は火傷によるものを表現されていたとは。上川さんの匠の技に感服です」
など、林の過去の悲劇もふまえて体現する上川隆也を絶賛する声が多く書き込まれていた。