カブス・今永昇太

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◆ 「正直、まだ通用しているとは思っていない」

 MLB機構は2日(日本時間3日)、3・4月の月間各賞を発表し、カブス今永昇太投手(30)がナ・リーグの最優秀新人に選出された。

 今永は昨オフ、DeNAからポスティングシステムを利用し、カブスと4年5300万ドル(約81億円)で合意。4月1日(同2日)のロッキーズ戦でメジャー初登板を果たし、5試合の登板で4勝0敗、防御率0.98をマーク。デビュー戦から快投を続け、日本人選手では2022年4月の鈴木誠也カブス)以来となる同賞受賞を果たした。

 スポーツ専門局「ESPN」で全米中継された4月28日(日本時間29日)のレッドソックス戦では試合中にインタビューを受け、無傷の4連勝について「正直、まだ通用しているとは思っていない。その理由としては初対戦のチームだけなので、これが繰り返し対戦が続くと攻略もされるでしょうし、そういったときが本当のスタートだと思っているので、今はガムシャラにやっているだけです」とコメント。

 5月初登板となった1日(同2日)のメッツ戦でも、7回無失点の快投で開幕から無傷の5勝目をマーク。防御率0.78は堂々のメジャートップと“無双投球”を続けている。