『猿の惑星』キャスト&スタッフが集結!
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 映画『猿の惑星』シリーズ完全新作『猿の惑星/キングダム』(5月10日全国公開)のワールドプレミアが日本時間3日、アメリカ・ロサンゼルスで行われ、メガホンを取ったウェス・ボール監督が日本公開2日前に来日することが発表された。あわせて、映画の最終版予告も公開された。

 ウィルスによって人間と猿の劇的な交代劇が起きた、今から300年後の世界を舞台に、猿と人間の新たなる衝突を描く本作。恐ろしい表情で口を開いた巨大な猿のモニュメントが目立つプレミア会場には、人間ではなく馬に乗った猿たちがレッドカーペットに登場するなど、異様な熱気に包まれた。

 そんな中、本作の豪華キャスト&スタッフ陣が会場に集結。新たな主人公となる若き猿・ノア役のオーウェン・ティーグ、とある秘密を握った人間の女性・ノヴァ役のフレイヤ・アーラン、冷酷な独裁者として君臨する猿プロキシマス・シーザー役のケヴィン・デュランドらが、ファンとの写真撮影やサインに応じた。

 オーウェンは、「ハリウッドのこの通りをすべて封鎖していて最高にクール! 長い間僕たちの頭の中で生きてきたこの映画を多くの人たち観てもらうのが楽しみです!」とプレミア上映前の心境を告白。フレイヤは「是非劇場で観てほしいです! 素晴らしい映像の中に、美しく深い物語があります」と作品の魅力をアピールした。

 来日を発表したボール監督は「この映画は、国境や文化、そして時代をも超えて広がっていくと思っています。このシリーズには多くの人の想像力を掻き立てる魔法があり、その伝統を紡いでいくことが楽しみでならないです」と長年にわたり愛されるシリーズへの参加と新作への思いを明かす。

 ボール監督といえば、任天堂の大人気ゲーム「ゼルダの伝説」ハリウッド映画版の監督に就任し、日本とのつながりも深い。「日本から生まれた文化や芸術が大好きで、僕はアニメと共に育ちました」と告白すると、「今はちょうど『僕のヒーローアカデミア』を観直しているところだったので、日本に行くのをとても楽しみにしています。日本の皆さんに本作をお披露目することが待ちきれません」と興奮気味に語っていた。(編集部・倉本拓弥)