新ミッドハイレンジスマホ「motorola edge 50 fusion」が登場!

Motorola Mobility(以下、Motorola)は16日(現地時間)、同社が展開する「motorola edge」シリーズにおける新しいグローバル向けミッドハイレンジクラスのフラッグシップスマートフォン(スマホ)「motorola edge 50 fusion」を発表しています。まずは欧州の一部の国・地域にて今後数週間以内に発売され、その後、他のアジアや南米、オセアニアなどの国・地域でも順次販売開始されるとのこと。

価格は欧州では399ユーロ(約66,000円)からとなっています。なお、現時点で日本への投入については明らかにされていませんが、同社ではすでに発表している「motorola edge 50 pro」や同時に発表した「motorola edge 50 ultra」によってより多くの人にプレミアムなスマホ体験を提供する取り組みを強化しており、より多くの国・地域でmotorola edgeシリーズを展開していくとしています。


motorola edge 50 fusionはMotorolaが展開するmotorola edgeシリーズにおいてQualcomm製ハイエンド向けチップセット(SoC)「Snapdragon 7s Gen 2 Mobile Platform(型番:SM7435-AB)」を搭載した最新ミッドハイレンジスマホで、これまでのmotorola edge 50ファミリーとしては最上位機種のmotorola edge 50 ultra、上位機種のmotorola edge 50 proとともに現時点では下位機種という位置付けですが、性能と価格のバランスがかなり良さそうな機種となっています。

またultraやproとともにmotorola edge 50ファミリーではPantoneが監修したカメラとディスプレイを世界初搭載し、Pantoneの色彩学者と協力して開発され、Pantone監修製品では実際のPantoneカラーの全範囲を忠実にシミュレートすることによってPantoneの評価基準を満たしており、Pantoneが検証した色や肌のトーンなどによる見たままの世界を自信を持って撮影・表示できるようになっているとのこと。また洗練されたデザインに加えて本体色にもビーガンレザーを用いたHot PinkおよびMarshmallow Blue、アクリル樹脂(PMMA)を用いてマットな質感で木材のようなForest Blueの3色が用意されています。


これらはultraやproと同様に全体的に調和のとれたスリムデザインになっており、快適な曲線によって目にも心地良い魅力的な曲率とテクスチャーを備え、ビーガンレザーはイタリアで手作りされた特別版のパールポリマー仕上げのスエード調で、触覚と視覚の両方にアピールするよりスマートで完璧にバランスの取れたモバイル体験を提供する製品となっているとのこと。また画面占有率92%に達しており、画面は指紋付着防止処理が施された3Dラウンドの強化ガラス「Gorilla Glass 5」(Corning製)で覆われています。サイズは約161.9×73.1×7.9mm、質量は約174.9g。

また独自のAI機能「moto ai」も搭載し、パーソナライズして求めている情報を取得してより短時間でより多くのことを達成できるようにすることによってあらゆるやり取りを向上させ、カメラやナビゲーション、検索に至るまでさまざまな機能に組み込まれており、より直感的にコンテンツを作成できたり、情報を探せたりするとのこと。中でもカメラの画質の進歩についてはMotorolaの最先端のソリューションを体験することになり、優れたオートフォーカスやより大きなピクセルのセンサーなどによって夜間などの暗い場所での撮影が向上し、すべての優れた機能を組み合わせることによって最高のポートレートやセルフィー、風景などを確実に撮影できるようになります。



カメラは以下の構成で、moto aiを利用して写真と動画の両方で驚異的なパフォーマンスの向上を実現し、リアカメラのメインセンサーにはソニー製「LYTIA(型番:LYT-700C)」を採用しており、暗い場所などの低照度環境でもノイズを最小限に抑えた高速撮影を行え、光学式手ぶれ補正(OIS)によって厳しい照明条件でも画像や動画のブレを防ぐとのこと。またウルトラワイドカメラで撮影した部分を拡大して極限までクローズアップして撮れる接写機能「マクロビジョン」に対応し、フロントカメラもクアッドピクセルテクノロジーによって低照度での感度を向上させており、鮮明な自撮り写真が撮れるようになっています。

<フロントカメラ>
・約3200万画素CMOS(1画素0.7μm、4in1)/広角レンズ(F2.45、焦点距離24mm相当)

<リアカメラ>
・約5000万画素CMOS(1/1.56型、1画素1.0μm、4in1、Dual Pixel PDAF)+広角レンズ(F1.88、焦点距離24mm相当、OIS)
・約1300万画素CMOS(1画素1.12μm)+超広角マクロレンズ(F2.2、焦点距離12mm相当、光学0.5倍、画角120°)


画面は上部中央にハンチホールを配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.67インチFHD+(1080×2400ドット)pOLED(有機EL)「Endless Edge Display」(約395ppi)で、1億色表示や144Hzリフレッシュレート、360Hzタッチサンプリングレート、明るさ最大1600nits、DCI-P3 100%などに対応し、生体認証として顔認証に対応しているほか、画面内指紋認証にも対応しています。また音響面ではDolby Atmosに対応したデュアルステレオスピーカーを搭載しており、マイクは2つ搭載されています。

最大68Wの急速充電「TurboPower」に対応しており、バッテリー容量は5000mAhで、わずか15分の50%まで充電可能とのこと。なお、3.5mmイヤホンマイク端子やmicroSDカードなどの外部ストレージスロット、ワイヤレス充電、ワイヤレス給電には非対応。主な仕様は8GBまたは12GBのLPDDR5内蔵メモリー(RAM)および128GBまたは256GB、512GBのUFS2.2内蔵ストレージ、USB Type-C端子(USB 2.0)、Wi-Fi 5に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHzおよび5GHz)の無線LAN、Bluetooth 5.2、NFC Type A/B、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、SARセンサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、センサーハブ、位置情報取得(A-GNSS)など





OSはAndroid 14をプリインストールし、ThinkShield for mobileやGoogle Assistantなどに対応。SIMは販売される国・地域によってnanoSIMカード(4FF)スロットが2つのモデルとnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのモデルがあり、どちらもデュアルSIMデュアルVoLTEに対応し、欧州向けモデルにおける携帯電話ネットワークの対応周波数たいは以下の通り。同梱品はmotorola edge 50 fusion本体にほか、ACアダプター(68W対応)、USB Type-C to USB Type-Cケーブル、SIMピン、クイックガイドなどの紙類。

2G: GSM2G: GSM band 2/3/5/8
3G: WCDMA band 1/2/5/8
4G: LTE band 1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/32/38/40/41/42/71
5G: n1/n3/n5/n7/n8/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n77/n78










記事執筆:memn0ck


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