おサイフケータイ対応スマホ「OPPO Reno10 Pro 5G」を写真や動画で紹介!メーカー版「CPH2541」とSoftBank版「A302OP」が販売中【レポート】
ミッドレンジスマホ「OPPO Reno10 Pro 5G」をフォト&ムービーレポート! |
オウガ・ジャパン(旧:オッポジャパン)が昨年9月に5Gやおサイフケータイ(FeliCa)に対応したミッドレンジスマートフォン(スマホ)「OPPO Reno10 Pro 5G(オッポ リノテン プロ ファイブジー)」(OPPO Mobile Telecommunications製)を発表し、オープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「OPPO Reno10 Pro 5G(型番:CPH2541)」とソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」向け「OPPO Reno10 Pro 5G(型番:A302OP)」が販売されています。
価格(金額はすべて税込)はオープンながらメーカー版が希望小売価格およびOPPO 公式オンラインショップなどでは86,800円で、すでに多少値下げされて7万円台となっており、SoftBank版が発売当初は80,640円(分割では1〜24回:917円/月、25〜48回:2,443円/月)でしたが、今年2月に大幅に値下げされて31,824円(分割では1〜24回:917円/月、25〜48回:409円/月)となっています。
またSoftBankでは販売施策「新トクするサポート」を利用して24回目の支払いの後に返却すると残債が免除されて実施負担額917円/月×24回(総額22,008円)となるほか、ソフトバンクオンラインショップなどではキャンペーン「オンラインショップ割」によって他社から乗り換え(MNP)なら21,984円割引となるため、MNPなら実施負担額1円/月×24回(総額24円)で購入可能です。
その他、OPPO Reno10 Pro 5Gを購入の上、2024年7月31日(水)23:59までにキャンペーンに申し込んだ場合に動画配信サービス「YouTube Premium」を3カ月無料で利用できる「YouTube Premium 初回3ヶ月無料キャンペーン」を実施しています。ただし、申込はYouTube PremiumまたはYouTube Music Premium、YouTube Red、Google Play Musicのいずれかの定期購入や無料お試しを行ったことがない場合が対象となります。
今回はかなり遅くなりましたが、昨年9月にオウガ・ジャパンが実施した「OPPO 2023 新製品発表会」における展示会場にてOPPO Reno10 Pro 5Gの実機をタッチ&トライしたほか、その後にも製品版を手に入れて試してきたのでまずは外観や特徴を中心に写真や動画を交えて紹介していきたいと思います。
神ジューデンこと「ワンダフルチャージ」に対応
OPPO Reno10 Pro 5GはOPPO Mobile Telecommunicationsが展開する「OPPO」ブランドにおけるフラッグシップスマホ「OPPO Reno10」シリーズの上位機で、急速充電「SUPERVOOC」(最大80W)によって約28分で100%まで急速充電できるコンセプト「ワンダフルチャージ」機能をはじめ、4年長持ち長寿命バッテリー最先端のフラッグシップ級カメラシステム搭載など、日常を「ワンダフル」に彩る機能を搭載したミッドレンジスマホで、SoftBankでは「Xiaomi 12T Pro」などに続く「神ジューデン」対応製品として訴求しています。
画面は上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20.1の約6.7インチFHD+(1080×2412ドット)フレキシブル有機EL「3D AMOLED Display」(約394ppi)を搭載し、最大120Hzリフレッシュレートや最大240Hzタッチサンプリングレートに対応し、10bitカラー(10億700万色表示)や輝度最大950nits、色域はDCI-P3 100%(Active Mode時)およびsRGB 100%(Soft Mode時)に対応し、画面の周りの縁(ベゼル)は狭く画面占有率が93.0%に達しています。
本体色はグロッシーパープル(左)とシルバーグレー(右)の2色展開
OPPO Reno10 Pro 5Gを持ってみたところ
パンチホール部分には約3200万画素CMOS/広角レンズ(F2.4、画角90°、5P)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応するほか、生体認証としては画面内指紋センサー(光学式)も搭載しており、センサーの位置はかなり画面の下にあるため、手が小さい人でも認証しやすいと思われます。また画面は強化ガラス「Dragontrail Star 2」(AGC製)で覆われており、割れにくくなっているとのこと。サイズは約163×75×7.9mm、質量は約185g。
本体色はグロッシーパープルとシルバーグレーの2色展開で、シルバーグレーは日本で人気のスタンダードスマホ「OPPO Reno7 A」で初めて導入された独自の背面加工技術による「OPPO Glow」できらめく優美な洗練されたベルベットのような柔らかな仕上げ、Glossy Purpleは光沢のあるガラスの下に威厳のある豊かでエレガントなメタリックパープルによって手にしたときに宝石のような滑らかな感触となっているとのこと。
パンチホールはやや大きめで、フロントカメラが内蔵され、その右側に近接センサーと光センサーが配置
前面および背面ともに上下左右の4辺(特に左右)がラウンドしたデザインを採用
実際に触ってみると、背面はサラサラとした質感でパウダーでも降り掛かっているのかと思うような感触で、見た目にも砂浜がキラキラと光っているような印象となっており、指紋や傷も目立たないのでケースを装着せずにそのまま使いたくなるようになっています。また6.7インチサイズと大型ながらも重さは185gと軽めになっており、左右がかなりラウンドしていることもあって大きさの割には持ちやすくなっています。
なお、背面も素材としては強化ガラスが用いられており、グロッシーパープルはガラス表面にエッチング処理とAFコーティング、シルバーグレーはポリッシュ処理とAFコーティングが施されてOPPO Glowが実現されているとのこと。また購入時にはDragontrail Star 2の上に画面保護フィルム(ポリエチレンテレフタレート)がシリコン系接着剤が貼られていることもあり、傷が付いたりしやすくなっているようです。また側面はガラス繊維(GF)が20%練り込まれたポリカーボネート(PC)素材に非導電性真空メッキ(NCVM)処理が行われて金属感を出しています。
OPPO Reno10 Pro 5Gの背面。シルバーグレーはカラー名称の割にはかなり濃いグレーといった感じ
グロッシーパープルを背面にして手に持ってみたところ。リアカメラモジュールのすぐ横にFeliCaマーク(アンテナ)があり、ケースによっては読み取りにくいかもしれないと感じました
OPPO Reno10 Pro 5Gのリアカメラ部分。さすがに出っ張りがかなりあり、背面を下にして置くとカタカタしてしまう
リアカメラは以下のトリプル構成で、特に他機種では望遠カメラのセンサーはメインの広角カメラのセンサーと比べると劣る場合が多いですが、OPPO Reno10 Pro 5Gではフラッグシップセンサー「IMX709」(Sony Semiconductor製)を採用してどんなシーンでも超鮮明な写真を撮影できるようになっており、プロフェッショナルなポートレート撮影などが行えるということです。
・約5000万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、画角84.4°、7P、OIS)
・約3200万画素CMOS/望遠レンズ(F2.0、画角49.1°、5P、光学2倍ズーム、デジタル20倍ズーム)
・約800万画素CMOS/超広角カメラ(F2.2、画角112°、5P)
標準カメラアプリのファインダー画面。メインの広角カメラを1倍として超広角カメラが0.6倍、望遠カメラが2倍、それ以降はデジタルズームで最大20倍まで可能
標準カメラアプリのモードは「写真」および「動画」、「夜景」、「ポートレート」、「その他」(「PRO」および「超高解像度」、「パノラマ」、「スローモーション」、「タイムラプス」、「アウト/イン同時動画撮影」、「ステッカー」、「テキストスキャナー」)が用意されています
標準カメラアプリの設定画面。グリッドとガイドは「グリッド」および「対角線」、「黄金比」、「なし」から選択でき、ミラー自撮りや写しこみ(透かしの追加など)が設定できます
また世界的なプロ写真家による調整が行われており、ゴージャスな肌の色合いや素晴らしい顔、目立つファッションアクセサリー、光と影の完璧なバランスをすべて自然かつ美しく撮影可能なほか、ワンタップするだけで映画の雰囲気を味わえ、さらに夢のようなスポットブラーとフレアの背景を数秒で作成して調整できるようになっているとしています。
主な仕様はチップセット(SoC)は6nm(TSMC EUV N6)製造プロセスのQualcomm製「Snapdragon 778G 5G Mobile Platform(型番:SM7325)」(オクタコアCPU「2.4GHz Kryo 670 Prime(Arm Cortex-A78ベース)×1+2.2GHz Kryo 670 Gold(Arm Cortex-A78ベース)×3+1.9GHz Kryo 670 Silver(Arm Cortex-A55ベース)×4」、550MHz Adreno 642L GPU)、内蔵メモリー(RAM)は8GB LPDDR4X、内蔵ストレージは128GB(UFS2.2)で、microSDXCカードなどの外部ストレージスロットは非搭載。
OPPO Reno10 Pro 5Gの左右側面。左側には何もなく、右側には音量上下キーと電源キーが配置
OPPO Reno10 Pro 5Gの上下側面。上側にはサブマイクと赤外線端子、下側には外部スピーカーおよびUSB Type-C端子、SIMピンで引き出すタイプのSIMカードトレイ、メインマイク(送話口)があります
バッテリーは容量が4600mAh(17.98Wh)で最大1.5日持つほか、前述通りに最大80Wの急速充電に対応しており、10分で最大48%までの充電や5分で最大2時間ゲームが遊べるまでの充電ができるとのこと。その他、USB Type-C端子(USB 2.0)や加速度センサー、光センサー、画面内光センサー、近接センサー、地磁気センサー、ジャイロセンサー、重力センサー、位置情報取得(A-GPS、BDS、GLONASS、Galileo、QZSS)。3.5mmイヤホンマイク端子は非搭載。
通信面ではWi-Fi 6に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5.xGHz)の無線LANやBluetooth 5.2、NFC Type A/B、赤外線リモコンに対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通りで、SIMはSoftBank版ではnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIM、メーカー版ではnanoSIMカード(4FF)スロットが2つとeSIMを搭載していますが、組み合わせとしてはnanoSIMカード+nanoSIMカードまたはnanoSIMカード+eSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポートしています。
2G GSM: 850/900/1800/1900MHz
3G W-CDMA: Band 1/2/4/5/6/8/19
4G LTE: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28/38/41/42
5G NR: n3/n28/n77/n78
OPPO Reno10 Pro 5Gのホーム画面
OSはAndroid 13ベースの独自ユーザーインターフェイス(UI)「ColorOS 13.1」をプリインストールしていましたが、すでにメーカー版およびSoftBank版ともにAndroid 14ベースの「ColorOS 14.0」が提供開始されています。なお、購入時からRAM拡張機能などが利用可能。付属品はUSB ACアダプターやUSB Type-Cケーブル、保護ケース、SIMピン、安全ガイドおよびクイックガイドなどの紙類。
OPPO Reno10 Pro 5Gの設定画面(第1階層目)
「設定」→「デバイスについて」を表示したところ
メーカー版もSoftBank版もeSIMに対応
最後に発表会でタッチ&トライしたときの模様やプレゼンテーションなどについて動画で紹介しておきます。このようにOPPO Reno10 Pro 5Gは妥協のないカメラ機能を搭載し、特に背面にある望遠カメラは超鮮明なポートレート撮影が可能となっており、日本市場に「カメラフォン」と銘打って参入してきたOPPOらしいミッドレンジスマホとなっていると思いますし、SoftBank版はかなり価格が値下げされて手に入りやすくなっているので気になった人は是非店頭などでチェックしてみてください。
OPPO Reno10 Pro 5G グロッシーパープル CPH2541 docomo/au/SoftBank/Rakuten Mobile 回線対応 スマートフォン 5G SIMフリー
OPPO
2023-10-06
OPPO公式楽天市場店
記事執筆:S-MAX編集部
写真・動画撮影:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
写真・動画撮影:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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