ドジャース・大谷翔平(右)と水原一平通訳【写真:ロイター】

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水原氏が違法賭博に関与していた疑惑で解雇…前日には大谷の通訳をこなす場面も

 ドジャースが20日(日本時間21日)、大谷翔平投手の通訳である水原一平氏を契約解除したことは日米で大きな話題となった。前日の開幕戦終了直前のやり取りも話題に。「この物語はとても奇妙だ」「何が起きたんだ。私は混乱している」「非常に興味深い」とファンも注目していた。

 水原氏は同日、米複数メディアから違法賭博に関与していた疑惑が報じられ、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金されたと伝えられた。球団も契約解除を認め、ホームページから名前が消えた。

 前日20日にはベンチ入り。試合中には大谷と談笑し笑顔を見せる場面もあった。試合後には、チームメートに自身のギャンブル依存症を打ち明けたそうだが、大谷の囲み取材ではいつも通り通訳を行っていた。

 米メディア「ジョムボーイ・メディア」の野球専門アカウント「トーキン・ベースボール」も「ショウヘイ・オオタニとイッペイ・ミズハラが(米国時間の)今朝の試合の最後のアウトの直前に言葉のやり取りをする」と題しこの場面に注目。ファンも「彼にとってダグアウトでの最後の時」「クレイジー……」「最後になっちまうのか」と悲しみの声が上がっていた。(Full-Count編集部)