町田浩樹が悶絶した膝蹴りは一発退場にすべきだった!ベルギープロ審判部が指摘 「選手の安全が危険に晒されている」

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ベルギー1部のユニオン・サン=ジロワーズでプレーする日本代表DF町田浩樹。

18日のアントワープ戦でイエローカード2枚を提示され、退場になってしまった。ただ、この試合では町田に対する相手選手のプレーが問題になっている。

相手DFイェレ・バタイユが町田の顔や首付近を膝蹴りしてしまうシーンがあったのだが、提示されたのはイエローカードのみ。ベルギーのプロ審判部はX上でそのプレーに言及。

ベルギーの元トップ審判員であるフランク・デブレーケル氏は、こう指摘していた。

「激しい試合であり、バタイユと町田の激しいデュエルもあった。これはレッドカードにすべきだったと信じている。

アクションとインパクトは非常に強烈だった。膝の接触も非常に高い位置だった。選手の安全が危険に晒されている。ここではレッドカードが正しい判断だった。

もちろん、VARはその段階を再調査した。おそらく彼らは不運な衝突だと思ったのかもしれない。しかし、レッドカードを提示する要素がたくさんある」

デブレーケル氏は、2006年ワールドカップの日本代表対クロアチア戦などを裁いた経験を持つ元審判。

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なお、町田の退場について、ユニオンのアレクサンダー・ブレッシン監督は「2枚目はテクニカルファウルだった。もっとうまくやれるだろうが、浩樹は今季ほとんどの試合でプレーしてきた。そして、これから代表に合流する。疲れている時にはああいうミスをするものだ」と述べている。