50代からイキイキと働くためのフラインチャイズ・ビジネスとは
生活水準を落とさずに済む転職先はないか、もっとやり甲斐をもって働ける職場はないかなど、50代になり、定年退職を目前に控えて転職や今後の生活に悩みを抱えている人は多い。そこで、今後の選択肢の一つとしてカバーオールのフランチャイズを薦めるのが、『今の職場で定年まで働くことに疑問を持つあなたへ』(小田吉彦著、出版文化社刊)だ。
◾️定年後のセカンドライフに新しい選択肢を
本書では、株式会社ダイキチ代表取締役社長・カバーオール株式会社取締役の小田吉彦氏が、今の会社で定年まで働くことが果たして正解なのか疑問を持ち始める中高年に向けて、自分のライフスタイルに合わせて働くためにカバーオールに加盟するという観点から考える働き方を紹介する。
小田氏が社長を務める株式会社ダイキチは大阪に本社を構え、衛生や安心に関するサービスを展開している。その中でもっとも大きなウエイトを占めるのが、カバーオールという名称で展開するオフィスビルやマンション、病院など各種施設の清掃業務を請け負うビジネスだ。フランチャイズ・チェーン(FC)方式を採り、2023年9月時点で全国での加盟店数は1600を超えている。
これは事業およびサービスの名称であって、小田氏の会社における存在価値、社会的使命は「イキイキさせ屋」だという。社員全員がイキイキと働く。フランチャイズ加盟店の人たちは清掃業務にイキイキと取り組み、お客様にイキイキと過ごせる環境を提供する。そんな流れを伝播させ、関わる全ての人を、最終的には日本全体をイキイキとさせていくという将来像を描いている。
既に成熟しきっていると言われている日本のFC市場で、 カバーオール事業の特徴は3つある。
1.加盟店が営業活動を一切しなくてよい「製販分離」のFCモデルであること
営業活動、契約までは本部が行い、受注した仕事を加盟店に紹介することで、清掃業務に専念できる。
2.本部と理念を共有し、利他の心をもってWin-Winの関係性を築いたFCモデルであること
本部が「利他の心」をもって、意図的に加盟店と対等であろうと努力することで、Win-Winの関係性の関係性を築く。
3.加盟店の「利益」を追求するだけでなく、「生きがい」を提供するFCモデルであること
「稼ぐこと」や「余暇を大切にする」など、生きがいは人それぞれ。どちらの「生きがい」も尊重するには、FCの運営をルールで縛るのではなく、ある程度融通を利かせる必要がある。たとえば、カバーオールでは、加盟店が別のビジネスとの兼業で稼ぐことを認めたり、絶対にこれだけの件数を請け負わなければならないといったノルマを課していない。ルールに幅を持たせながらFCとのまとまりを維持できているのは、本部が加盟店オーナーたちと積極的にコミュニケーションをとり、信頼関係を築いているからだ。
セカンドライフをどのように充実させるかは、50代からの人生の課題だろう。そこで本書を参考に、フランチャイズ・ビジネスを選択肢の一つとして考えてみてはどうだろう。
(T・N/新刊JP編集部)
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本書では、株式会社ダイキチ代表取締役社長・カバーオール株式会社取締役の小田吉彦氏が、今の会社で定年まで働くことが果たして正解なのか疑問を持ち始める中高年に向けて、自分のライフスタイルに合わせて働くためにカバーオールに加盟するという観点から考える働き方を紹介する。
これは事業およびサービスの名称であって、小田氏の会社における存在価値、社会的使命は「イキイキさせ屋」だという。社員全員がイキイキと働く。フランチャイズ加盟店の人たちは清掃業務にイキイキと取り組み、お客様にイキイキと過ごせる環境を提供する。そんな流れを伝播させ、関わる全ての人を、最終的には日本全体をイキイキとさせていくという将来像を描いている。
既に成熟しきっていると言われている日本のFC市場で、 カバーオール事業の特徴は3つある。
1.加盟店が営業活動を一切しなくてよい「製販分離」のFCモデルであること
営業活動、契約までは本部が行い、受注した仕事を加盟店に紹介することで、清掃業務に専念できる。
2.本部と理念を共有し、利他の心をもってWin-Winの関係性を築いたFCモデルであること
本部が「利他の心」をもって、意図的に加盟店と対等であろうと努力することで、Win-Winの関係性の関係性を築く。
3.加盟店の「利益」を追求するだけでなく、「生きがい」を提供するFCモデルであること
「稼ぐこと」や「余暇を大切にする」など、生きがいは人それぞれ。どちらの「生きがい」も尊重するには、FCの運営をルールで縛るのではなく、ある程度融通を利かせる必要がある。たとえば、カバーオールでは、加盟店が別のビジネスとの兼業で稼ぐことを認めたり、絶対にこれだけの件数を請け負わなければならないといったノルマを課していない。ルールに幅を持たせながらFCとのまとまりを維持できているのは、本部が加盟店オーナーたちと積極的にコミュニケーションをとり、信頼関係を築いているからだ。
セカンドライフをどのように充実させるかは、50代からの人生の課題だろう。そこで本書を参考に、フランチャイズ・ビジネスを選択肢の一つとして考えてみてはどうだろう。
(T・N/新刊JP編集部)
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