レール歪みや土砂流出が確認されました。

減便のうえ一部で運転再開


JR七尾線の521系電車(左)と、かつて運行された国鉄型415系電車(2020年9月、柘植優介撮影)。

 令和6年能登半島地震の影響で、運休が続いているJR七尾線の高松〜和倉温泉間。JR西日本によると、2024年1月15日(月)始発から列車本数を減らしたうえで、高松〜羽咋間で運転を再開するとのことです。

 七尾線の被害は大きく、敷浪〜南羽咋間ではレールが歪んだり架線柱が傾斜したりしたほか、南羽咋〜羽咋間では路盤から土砂が流出したといいます。なお本日11日(木)時点で、これらは修復されています。

 またJR西日本は羽咋〜七尾間についても、1月22日(月)以降の運転再開を目指して復旧作業を進めているとしています。ただ七尾〜和倉温泉間は、線路設備の被害が大きく、運転再開の見込みは立っていません。