堀宣行厩舎×R.ムーア騎手の強力タッグのチザルピーノ(牡2)が、日曜中山6Rの2歳新馬(芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。

　チザルピーノは父ドレフォン、母マローブルー、母の父ディープインパクトの血統。母は現役時代に4勝を挙げて、重賞でも4着2回、5着1回の実力馬。また、近親のデボネアは11年に京成杯で2着、弥生賞で3着、皐月賞で4着と好走。日本ダービーではL.デットーリ騎手とコンビを組んで話題となったが、12着だった。

　ここまで堀厩舎らしく入念に乗り込まれてきた。何より今週のWコースでの最終追いが素晴らしく、日本ダービー馬タスティエーラに食い下がってみせた。堀厩舎×R.ムーア騎手といえば、モーリスやサリオスでお馴染みの“最強タッグ”といっても過言ではない。グランプリデーの新馬らしく、良血馬が顔を揃えたが、ここは負けられない戦いとなりそうだ。