英Nothing Technologyがお手ごろ価格のスマートフォン「Phone(2a)」を開発中との噂は、先日もお伝えしました。それに続き、具体的なデザインや搭載プロセッサーに関するリーク情報が届けられています。

↑Nothing Phone(1)

 

Androidアプリ開発者のDylan Roussel氏はX(旧Twitter)にて、Nothing Phone(2a)と思われるアニメーションを公開。それと共に、搭載プロセッサーや開発コード名、モデル番号などのリーク情報も公開しています。

 

このうちアニメーションでは、デバイスの前面と背面が確認できます。特に注目すべきは背面で、Nothing Phone(2)とは異なるデザインとなるようです。最も顕著な違いは、カメラの配置とGlyph(LEDライト)でしょう。

 

まずPhone(2a)はデュアルカメラを搭載しながらも、以前のモデルのようにタテ並びではなく、横並びに配置するようです。またPhone(2)は多くのGlyphを搭載していましたが、こちらは3つのGlyphしかないとのこと。

 

またRoussel氏によると、Phone(2a)はMediatek Dimensity 7200チップを搭載するとのこと。今までNothingのスマートフォンはクアルコム製のSnapdragonを採用してきましたが、これが本当であれば、初めてMediatek製のチップを搭載することになります。

 

さらにモデル番号は「A142」であり、開発コード名は「Pacman(パックマン)」または「Aero(エアロ)になるかもしれないそうです。

 

以前のリークでは、Phone(2a)は6.7インチの有機ELディスプレイとパンチホール型(画面に穴を開けて視界を確保する)の自撮りカメラを搭載するとのこと。また画面は120Hz対応で、カメラは5000万画素かつ手ぶれ補正(OIS)対応、バッテリー容量は4920mAhとの情報もありました。

おおむね、ミドルレンジ機としては標準以上の性能になると期待できるでしょう。あとは、価格がおいくらになるかは気になるところです。

 

Source:Dylan Roussel(X)
via:Android Authority