友人に出産祝いを贈るも「こちらは新しい家族と幸せだ、もう何もしてこないで」 突然キレられ…絶縁に至った女性
長年の付き合いがある友人であっても、価値観のズレを感じたら、良好な関係を保つのは難しいだろう。千葉県の40代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、「2021〜2022年内」に体験した友人との絶縁エピソードを綴ってくれた。発端は「学生時代からの友人から突然LINEでなく手紙での妊娠報告」が来たことだった。
2人の間に一体、何があったのだろうか。(文;長田コウ)
「何度も送りつけられ迷惑だ、半返しは贈ったから、もう何もしてこないで」
友人は、以前から不妊治療を受けており、出産経験のある女性はよく相談にのっていたそう。そんな中での妊娠報告だったため、おめでたい気持ちでいっぱいだったという。友人は、直接会いたいと言ってきたそうだが、コロナ禍ということもあり、女性は丁重に辞退した。母子ともに体調を気を遣ってのことだろう。ただ「久しぶりの再会のお誘いを辞退した」ことから、気持ちとして赤ちゃん用品の粗品を送った女性。
「返礼品は不要、出産後に新生児育児で手一杯なのは自分も経験済みであること、コロナ感染波が落ち着いてから、ゆっくりそちらが落ち着いた先の連絡でまた親子に会いに行きたいとの、メッセージを添えました」
それから数か月後、友人からは「出産報告が赤ちゃんの年賀状とともに」送られてきたそう。出産報告をされたからには、と思ったのだろう。女性は、「返礼一切不要」とのメッセージも添えて出産祝いを送ったという。女性は、最大限の配慮をして贈り物をしたが、それに対する友人のLINEでの反応は、思いもよらないものだった。
「こちらは新しい家族と幸せだ、何度も送りつけられ迷惑だ、半返しは贈ったから、もう何もしてこないで」
これには、さすがの女性もショックを受けただろう。
「こちらとしてはこれ以上なにも発送するつもりもないこと、新しい家族といつまでも仲良く過ごしてほしい、との文言だけ添えてブロックしました」
絶縁を決意したのは、「お互いの認識の相違があれども、介護中&受験する子どもを抱えながらの友好関係を続けるには厳しい」と判断したからだ。
思い返してみれば妊娠前の友人は、当時育児中だった女性に対して、何度もマウントをとるような言葉を投げかけていたそう。妊娠しようとしまいと、女性を不快にする相手だったようで、「彼女らしい友好関係の最後」だったと振り返った。
「翌年、年賀状が送られてこなかったことに最高に安堵しました」
と締めくくった。現在は、別の友人と良い付き合いが大事に続くように努めている女性。価値観の合わない友人と無理に付き合う必要は決してないということだろう。
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