日本航空(JAL)は、2024年3月期の中間決算を発表した。純利益は616億円となった。

売上収益は8,209億円(前年同期比32.7%増)、営業費用は7,366億円、財務・法人所得税前利益(EBIT)は912億円となった。売上収益、EBIT、純損益のいずれも、コロナ禍前の2019年3月期を上回った。

売上収益の内訳は、フルサービスキャリアが国際旅客が3,144億円、国内旅客が2,750億円、貨物郵便が603億円、LCCが315億円、マイル・ライフ・インフラが1,236億円となった。

通期連結業績予想は、売上収益1兆6,840億円、営業費用は1兆5,670億円、EBITは1,300億円、純利益は800億円に上方修正した。年間配当金予測額も1株あたり40円から60円に増配する。中間配当は30円となる。

下期の燃油・為替は1米ドル145円、シンガポール・ケロシンは1バレル120米ドルを前提としている。