ベンフィカ戦で圧巻のプレーを見せた久保。(C)Getty Images

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 久保建英を擁するレアル・ソシエダは現地10月24日、チャンピオンズリーグのグループステージ第3節でベンフィカと敵地で対戦。ブライス・メンデスの1点を守り切り、1−0で勝利した。

 この試合で久保は4−3−3の右ウイングで先発。キレキレのドリブル突破やクロスバー直撃の惜しいシュートを放つなど、随所に好プレーを連発した。今季7度目のMVPに輝き、地元メディアはチーム最高タイの「9点」を与えた。

 破格のパフォーマンスに中国も反応。同国メディア『勝迅体育』は「22歳の“和製メッシ”は、0ゴール・0アシストに終わったが公式MVPに輝いた」とし、その活躍ぶりを伝えた。

「間違いなくワールドクラスの選手だ。シャープなドリブルと素晴らしいパスで攻撃の中心となった。鋭いターンに、エレガントな動きなどで相手を翻弄。ワールドカップ王者のオタメンディも、久保の前では非常に当惑していた」
【動画】CLでもキレキレ!久保のクロスバー直撃シュート
 賛辞は続く。「走りは柔軟でコントロール能力は一流、スピードやリズムも非常に速い。ボールが足もとにある限り、久保はベンフィカの主な脅威であり、相手のディフェンダーは対処するのにうんざりしている。ゴールを決められなかったのが少し残念だ」。記事にプレー動画を貼り付け、「ドリブルはメッシと同じくらい滑らか。蛇のような動きに、相手はどこで止めるか判断できなかった」と解説する。

「完全に相手を制した」と久保を大絶賛した記事では、「チャンピオンズリーグの3試合で勝点7を獲得したレアル・ソシエダはグループ1位。ベスト16に進出する可能性は十分にある」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部