東京の中でも食偏差値が高い街のひとつ、広尾。

今回は、この街で住民たちに愛されている、日常使いにぴったりの店をご紹介。

ワインが進む本格イタリアンに、隠れ家フレンチ……人気の美食レストラン2軒がこちら!


1.星付きレストランで修業したシェフが繰り出す料理に、住人のワインも進む!
『La Trattoriaccia』




16年間イタリアで修業した、オーナーシェフの河合鉄兵さんが営む『La Trattoriaccia』

現地で暮らす中で習得した、トスカーナの郷土料理が評判だ。

“本場の味”を知る大使館関係者や、外国人住民が多い立地も人気の追い風になり、毎晩近隣の客で賑わう。



シェフ自慢の一品が集結!「お任せ前菜の盛り合わせ」2,500円(写真は2人前)


トスカーナといえば肉料理が主流。

ポルケッタや自家製ハムなど前菜の盛り合わせはボリューム満点で、このひと皿であっという間にワインボトルが空になりそうだ。



スパイシーな肉がホロッとほどける「ペポーゾ」3,600円


牛スネ肉を粒黒こしょうと赤ワインで煮込んだ「ペポーゾ」もぜひ味わいたい逸品。

アラカルトは迷うほどの品数で、イタリアワインがボトル3,000円〜という値付けにも驚かされる。



希少な1本が飲めるのも魅力!良年のみ作られる希少な「ヴェルミーリオ ロッソ ディ モンタルチーノ」16,000円


「豪快な肉料理と一緒に地元の赤ワインをガブガブ飲む」。そんなトスカーナ流の楽しいディナーが体感できる。


■店舗概要
店名:La Trattoriaccia
住所:港区南麻布4-2-49 麻布サンパレス 203
TEL:03-6874-3637
営業時間:ランチ 12:00〜(L.O.13:30)
     ディナー 18:00〜(L.O.22:00)
定休日:日曜
席数:カウンター5席、テーブル20席、個室1(10席)



2.広尾商店街にある隠れ家フレンチは、日常の延長線上で美食を楽しめる店
『Restaurant OKADA』




広尾で13年目を迎える『Restaurant OKADA』。

半地下で隠れ家の雰囲気を持つ造りや、ウッディなインテリアが心落ち着く店内は、小さな窓からキッチンが覗けてシェフのお宅にお邪魔したような気分に。

シェフを務めるのは、4年半フランスで料理とワイン造りを学んだ岡田 宏さん。

萩や天草、金沢などの魚介や、秋田の野菜、高知のはちきん地鶏など、生産者の思いが詰まった日本の良い食材を仕入れ、シンプルな調理法で素材の味を引き立たせる。

メニューはその日届く食材から組み立て、何度通っても飽きない。



甘みのあるイカを新鮮サラダとともに


「山口・萩産の剣先イカのソテー」2,200円。バスク地方の香辛料がアクセント。



サクッとした皮目が創業時から人気!「甘鯛の鱗焼きとエストラゴン バターソース」4,400円


アラカルトから選べるプリフィクスコース(6,600円)もお値打ちだ。



シェフの修業先のワイン 14,000円。果実の凝縮感とエレガントさが特長


ヴァンナチュールの先駆者の畑でワイン造りも経験した岡田さん厳選のワインとのペアリングを楽しんで。


■店舗概要
店名:Restaurant OKADA
住所:渋谷区広尾5-17-11 アーパス広尾 1F
TEL:03-5475-1521
営業時間:【火〜金】17:30〜(L.O.22:00)
     【土・日・祝】ランチ 12:00〜(L.O.13:30)
            ディナー 17:30〜(L.O.21:00)
定休日:月曜、第1・第3日曜
席数:テーブル18席、カウンター2席


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