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MBSアナウンサーの清水麻椰が世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介する「サタデープラス」の人気コーナー『ひたすら試してランキング』。9月30日の放送では、この日で番組卒業を迎えたMC丸山隆平とともに「さば缶」を徹底調査! 15種類をひたすら試してわかった、サタプラ的おすすめベスト5を発表しました。

料理大好き丸ちゃんのさば缶を使ったアレンジメニュー!

今回は、アレンジのしやすさでも人気の水煮タイプに絞って15種類を徹底比較。チェックポイントは、1)身のやわらかさ 2)コストパフォーマンス 3)そのままの味 4)煮たときの味 5)焼いたときの味 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。
味に関するチェックには、強力な助っ人陣が参加。まずは食の審査初参戦となるMCの丸山隆平! グルメ雑誌で連載をするほど料理が大好きな丸山は普段からよくさば缶を使っているといい、赤だしにさば缶をそのまま入れた食べ応えあるメニューが友人にも好評だったそう。そしてもう1人の助っ人は、ミシュラン一つ星を獲得する東京・西麻布の名店「麻布 和敬」の店主・竹村竜二さん。「企業の考え方がさば缶から垣間見れる」と語り、「さばの旨みを残した調味料のバランス」を審査ポイントに忖度なしに採点した。

まずは「そのままの味」をチェック。竹村さんが「どこまで鮮度良く加工できているか、その差が出てくると思います」と言うように、食べ比べてみると鮮度の良し悪しが明らかに。そんな中で1位となったのは、マルハニチロの『月花さば水煮』(税込411円 ※番組調べ)。半世紀以上も愛されているさば缶で、竹村さんは「さばから出る旨みを感じられる。鮮度が良いさばを使われてるんだなっていう感じがします」、「さば缶の教科書のような味」と称賛した。

「煮たときの味」のチェックは、アレンジメニューでも定番のさば大根に調理して比較。1位には、伊藤食品の『あいこちゃん鯖水煮』(税込398円 ※番組調べ)が選ばれた。「コクが二重三重な感じがありますね。さば自体の脂のりが違うんだと思います」と竹村さん。そんなあいこちゃんのさば缶を使って、丸山は普段作っているというアレンジ料理を紹介! それが「丸ちゃん流 さば缶トマトパスタ」。刻んだニンニクをオリーブオイルで炒め、そこへトマトジュースとトマト缶、さば缶を汁ごと投入。ソースが煮立ったらパスタを入れ、パスタ指定のゆで時間分を煮たら最後に粉チーズと塩、ブラックペッパーで仕上げる。フライパン1つで完成するお手軽メニューながら、さばがアクセントになったパスタに、清水アナも「さばがトマトと合う! 忖度なしで本当においしいです」と舌鼓を打った。

こうして水煮の「さば缶」を徹底比較。丸山も太鼓判を押す買って失敗しないおすすめベスト5とは!?

アヒージョから梅しそまで アレンジ性抜群のさば缶

第5位は、いなば食品の『氷温熟成さば 水煮』(税込540円 ※番組調べ)。
おいしさの秘密が、缶詰で初めて採用された「氷温熟成」。さばをマイナス1度でじっくりと解凍することで鮮度が保たれ、旨みが逃げないのだという。「煮たときの味」のチェックでも、さば大根にして試食すると、「そんなにパサパサしていないし、甘辛い味付けとも合いますね」と清水アナ。「身のやわらかさ」でも高評価を獲得した。

第4位は、極洋の『さば水煮』(税込312円 ※番組調べ)。
天日塩と水だけでシンプルに仕上げられ、煮ても焼いてもおいしく、コスパにも優れている。そんなさば缶を使った竹村さんおすすめのアレンジメニューが、「さばとブロッコリーのアヒージョ」。ほかにも、しょうゆ油をさっと塗って焼き付け、わさびと一緒に食べても。また、丸山が「それに梅しそはどうですか?」と提案すると、竹村さんは「例えば梅しそときゅうりもみを合わせて、熱いさばと冷たい梅しそきゅうりの対比で食べるのもおいしいかもしれないですね」と応じるなど、アレンジ性が抜群なのも魅力だ。

第3位は 若狭小浜 田村長の『鯖缶詰(水煮)』(税込648円 ※番組調べ)。
鯖街道の起点である福井県小浜市で創業200年を迎えた海産物メーカーの一品。ボリューム感と脂のりの良さが特徴のノルウェー産さばを使用し、1缶1缶手作業で詰めている。素焼きにして比較した「焼いたときの味」では、苦戦する商品が続出する中で1位に。焼くことで脂が溶け出し、ジューシーな仕上がりになるという。さば大根にした「煮たときの味」でも、丸山は「おいしいよ。大根との相性もGood!」と大絶賛だった。田村長のオンラインストアで購入が可能。

第2位は、伊藤食品の『あいこちゃん鯖水煮』(税込398円 ※番組調べ)。
さばを生のまま缶に入れ、完全密封してから加熱処理する生詰製法により、さばの旨みや脂が逃げないようになっている。「煮たときの味」の審査でさば大根を試食した清水アナは、「すごく手の込んだ煮込み料理みたい」と驚き、部門1位を獲得した。竹村さんは「これで味噌煮を作ったらおいしいでしょうね」とおすすめ。ちょっと甘めの味噌と2〜3枚の生姜を使うのがポイントだそう。

超一流料理人が「教科書のような味」と称賛

そして第1位となったのは、マルハニチロの『月花さば水煮』(税込411円 ※番組調べ)。
大型の国産さばだけを厳選して使用。肉厚で、脂ののった味わいが楽しめる。「そのままの味」で1位、他の味の部門も10点満点で、総合1位に輝いた。そのままを食べた竹村さんは、「さばから出る旨みを感じられる。鮮度が良いさばを使われてるんだなっていう感じがします」、「さば缶の教科書のような味」と称賛。「煮たときの味」でも丸山は「これじゃないか?」、清水アナも「格別ですね。ほかと全然違う!」と絶賛した。

スタジオでも丸山がアレンジメニューの「丸ちゃん流 さば缶トマトパスタ」を生調理! 久本雅美、小杉竜一らゲスト陣に振る舞った。審査に、料理にと丸山が大奮闘した今回の「さば缶」調査。みなさんもランキングを参考に、そのままでもおいしくて、アレンジも幅広くできる一品を選んでください!