10月スタート、齊藤京子主演“パラサイト不倫”ドラマに吉沢悠、櫻井海音が参戦!<泥濘の食卓>

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日向坂46・齊藤京子が初の単独主演に挑むドラマ『泥濘の食卓』(ぬかるみのしょくたく)。

2016年に『悪い夢だといいのにな』で「第75回ちばてつや賞」大賞に輝いた新進気鋭の漫画家・伊奈子が手掛ける話題作を初のドラマ化するものだ。

齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじきみあ)が、バイト先のスーパーの店長と不倫の恋に落ち、その純粋すぎるがゆえにまっすぐな愛が度を越えていき、徐々に家庭へと寄生。やがて泥濘へと引きずり込んでいく“パラサイト不倫”が描かれる。

同ドラマで、深愛と禁断の恋に落ちてしまうスーパーの店長役で吉沢悠、その店長の息子でありながら深愛に好意を寄せてしまう高校生役で櫻井海音が出演することが決定した。

◆吉沢悠、またしても不倫ドラマで存在感を発揮

吉沢悠は直近、『夫婦が壊れるとき』(2023年)で演じた不倫夫が大きな話題になった。

吉沢が見せたどうしようもない“クズ男”の名演は、「最高のクズ」とまで称されるほどSNSを中心に大きな反響を呼んでいたが、そんな彼が再び不倫ドラマに挑む。

本作で演じるのは、深愛がバイトをするスーパーの店長で、不倫相手となる那須川夏生。

人当たりが良く、誰にでも優しく接する那須川に、バイトとして入ってきた深愛が好意を抱くようになり、いつしか深い関係に。そんな中、不倫しながらも大切に思っている妻が病気を患ってしまい、一度は深愛に別れを切り出すのだが…。

疲労感や哀愁を感じさせる那須川を演じる吉沢は、「不倫をしているおじさんという役のオファーをいただきましたが、なぜ今この話が来ているのかと考えた時に、『今の年齢だからできること』なんだろうなと思いました。挑戦する気持ちでこの役に挑みたいです」と意欲たっぷりに語る。

◆櫻井海音、父の不倫相手に恋する不登校の高校生に

一方、櫻井海音が演じるのは、那須川のひとり息子で、スーパーで出会った深愛に惹かれていく高校生・那須川ハルキ。

櫻井は、放送中の『VIVANT』(2023年)で堺雅人演じる主人公の若い頃を熱演したことで大きな話題になるなど、今最も勢いのある若手俳優のひとり。

確かな実力を持つ櫻井が今回挑むハルキは、幼馴染から受ける“クレイジー”な愛情が原因で不登校になってしまったり、父とただならぬ関係と知っても深愛に思いを募らせていったりと、「ちょっとダークというか、闇を抱えた人物」で、櫻井にとっては新境地。

しかし櫻井は、「(ハルキは)けっして“まとも”とは言えないんですけど、一方で、そこがすごく人間っぽくて、泥臭くていい」とその印象を語っており、そんな彼が全身全霊で挑むハルキに注目だ。