豪華女優陣が『ゆりあ先生の赤い糸』に参戦!宮澤エマ、自身の怪演史を塗り替える“夫の妹”役に
2023年の「第27回手塚治虫文化賞」でマンガ大賞に輝いた入江喜和氏の話題作を、菅野美穂主演で初ドラマ化する『ゆりあ先生の赤い糸』。
このたび、現代の新しすぎるヒロインを中心に織りなす“新時代のホームドラマ”の新たな出演者情報が解禁された。
さまざまな世代を代表する実力派女優たち――宮澤エマが“夫の妹”、志田未来が“夫の主治医”、吉瀬美智子が“ヒロインの実姉”、三田佳子が“姑”に扮し、ふたつとない個性でヒロイン・ゆりあ(菅野美穂)を振り回しながら、激動の物語をさらに躍動させていく。
◆三田佳子がシャイでかわいらしい姑に
ゆりあの夫・伊沢吾良(田中哲司)の母親・伊沢節子を演じるのは、日本を代表する大女優・三田佳子。
ゆりあ夫妻と同居している彼女は、一発当てた後は鳴かず飛ばずの小説家である息子を支え続けてきたゆりあに、すがるように絶大な信頼を寄せる姑だ。ところが時に、その強い愛と甘えが意図せずして、ゆりあを困らせることもあり…。
また、シャイで心配性であるがゆえ、他人に対しては壁を作りがちな節子。しかし、血の繋がりを超えた奇妙な同居生活が始まるや、その心境にも徐々に変化が。新たな“家族”と生活するうち、もともと旺盛だった好奇心もくすぐられていく。
原作マンガを「あとがきまで夢中になって読みました」という三田は、そこに描かれていた小柄でかわいらしいおばあちゃん像を徹底追求。
肉襦袢を何枚も着込んで身体に丸みを加えると同時に、膝や腰を曲げて小柄さを表現しつつ、セリフ回しにも細やかな工夫を凝らしながら体現する姑・節子。チャーミング…だけど、ゆりあに頼りすぎてしまう面もある彼女の一挙手一投足に注目だ。
◆“タイプの違う自由人”を宮澤エマと吉瀬美智子が熱演
また本作では、ゆりあの義理の妹と実姉の言動からも目が離せない。
いつだって自分の感情と都合が優先、耳障りのいい発言で体裁を取り繕いながらも、最終的には兄の介護もゆりあに押し付けてしまう“義理の妹”…つまり夫・吾良の実妹である伊沢志生里を演じるのは宮澤エマ。
宮澤が「ダントツでNo.1の強烈キャラクター!志生里さんを嫌いになっても、私のことは嫌いにならないでいただければ…と願っています(笑)」という最強キャラで、自らの怪演史を塗り替えることに。
一方、ゆりあの実姉で、家庭がありながらも18歳年下と不倫中…超現実的で、ズバズバ物を言う泉川蘭を演じるのは吉瀬美智子。
「蘭はわりと自由奔放に生きている女性。私自身ともまったく違うタイプの女性なので、その違いを楽しんで演じられたらいいなと思います」と新たな役どころに意気込む吉瀬が、まさかの脱・平凡人生に身を投じることになった妹・ゆりあに、容赦なく辛辣な意見をぶつける姉を体現する。
◆志田未来、自身初の医師役に
さらに、突然ホテルで昏倒し、意識不明の要介護状態となった吾良のオペを担当する主治医・前田有香を演じるのは志田未来。
オペの後も自宅で介護されることになった吾良を診察するため、定期的にゆりあの家を訪問し、慣れない介護で日々奮闘するゆりあと、その“家族”たちに寄り添いながら、奇妙な同居生活の目撃者となっていく医師を演じる。
実は志田が医師を演じるのは今回が初めて。「自分の中では挑戦でもあります。ドラマを見てくださる方々もちょっとホッとできるような存在を演じられたらいいなと思っています」と、意欲を高める彼女の新境地に期待だ。