一部浦和サポーターの暴動事件、今田耕司さん「令和の映像や思われへん」最上もがさん「相手側のサポーターの方も挑発をしたりするとよくないなと…」

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先日、日本サッカー協会は今月2日に開催された天皇杯4回戦 浦和レッズ対名古屋グランパス戦後に起きた一部の浦和サポーターによる違反行為に対する処分を発表した。

問題を起こした浦和サポーター17人を無期限入場禁止、サポーター1人を5試合の入場禁止とするというものだった。

フジテレビ系列の「ワイドナショー」でも、この話題を取り上げた。元日本代表の前園真聖さん、浦和でボールボーイをしていた経験がある元TBSアナウンサーの国山ハセンさん、お笑い芸人の今田耕司さんは、それぞれこのような話をしていた。

前園真聖

「Jリーグのなかでも非常に熱狂的なサポーターですし、その後押しを受けたいっていう選手もたくさんいますから。

非常にいいサポーターの部分もあるんですけど、この数年くらいですかね、浦和レッズのサポーターは色々な処分を受けているんですね。

それは暴言だったり、ヘイトだったりとか。差別含めて、色んな横断幕も含めて。何回かあるので、今に始まったことではないんですが、今回は相手チームのサポーターに対しての暴力なので、これはもう絶対に許しちゃいけない。

一番僕が問題だと思ったのは、浦和レッズのチーム自体が試合の2日後だと思うんですけど、会見を開いて、暴力はなかったって言ってるんですよ。

ここでちゃんと調べるべきだったと思うんですよ。チームとして最初の段階で調べて厳しい処分を自分のチームのサポーターにやるべきだった」
国山ハセン

「(大学時代に浦和のボールボーイを務めていた)

そうなんですよ。レッズサポーターの熱気や愛を間近で見てましたし、前園さんが仰ったようにレッズのサポーターはすごいんですよ。

どのサポーターもそのチームを愛していると思いますけれど、レッズはとりわけすごいですよね。

(ボールボーイをしていた時は)めちゃめちゃ怖いんですよ。緊張感あるんですよ、ボールボーイをやるだけでも。

選手もサポーターと距離が近いので、一緒に食事する機会もあったりだとか、それくらい選手もサポーターを愛していますし、サポーターのために勝つっていう。

(サポーターの)一部なんですけど、こういう行為は本来サポーターじゃないわけじゃないですか。

サポートできてないですよね、むしろチームの足を引っ張ってしまう行為なので私は処分は妥当だと思いました」

今田耕司

「(映像は)こんなん令和の映像や思われへん。こんなことスポーツの試合で。

海外やとフーリガンとかさ、怖いな、海外って…」

警察によれば、浦和が0-3で負けた後、浦和サポーターがチーム関係者に詰め寄り取り囲んでいた際、相手サポーターが「早く帰れよ」などと挑発したことで騒動が勃発したという。

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番組に出演していた最上もがさんは、「この場合ってやっぱりなんだろう…相手側のサポーターの方も挑発をしたりするとよくないなっていうのは…仕方ないとは思うんですけど」とも話していた。