©︎picture-alliance

 2020年10月はじめにデイヴィー・クラーセンは、ヴェルダー・ブレーメンを後にして母国オランダの名門、アヤックス・アムステルダムへと帰還していた。そこはまさに自身がプロへの階段を上った思い出の地であり、そしてその後にエヴァートンFC、ヴェルダー・ブレーメン、さらにはオランダ代表として41試合に出場するそのキャリアの出発点となった場所だった。そこがクラーセンにとっての終着駅となるのか?いやそんなことはなかった。

 2023年の移籍市場最終日、30歳となったミッドフィルダーは自身にとって3度目となる海外挑戦、イタリア・セリエAのインテル・ミラノへの移籍を決意。これまでブンデス通算69試合(12得点)、プレミア通算7試合、EL通算39試合(6得点)、CL通算29試合(4得点)を経験してきたベテランは、アヤックスとあと1年契約を残していたもののフリートランスファーにて、ネッズラーリに加わることとなった。

Welkom #ForzaInter #WelcomeDavy

- Inter (@Inter) September 1, 2023