志尊淳、佐久間由衣

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 神木隆之介が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月〜土、総合・午前8時〜ほか)第23週のあらすじと写真が1日、番組公式X(旧Twitter)などで公開され、竹雄(志尊淳)&綾(佐久間由衣)ファミリー登場の新展開に、早くも期待する声があがった。

 同日放送の第110回で、万太郎(神木)は台湾の人たちとオーギョーチのおかげで命が救われたことを寿恵子(浜辺美波)や虎鉄(濱田龍臣)に話す。その台湾で万太郎は木箱10箱分の植物を採集し、日本と台湾の植物のつながりを明らかにする貴重な一歩を踏み出した。

 一方、帝国大学では、野宮(亀田佳明)と波多野(前原滉)がついにイチョウの精虫を発見。かつての約束を果たし、熱いハグを交わした野宮と波多野に、万太郎や徳永教授(田中哲司)、細田助教授(渋谷謙人)も加わり、快挙を喜び合った。そして万太郎は「自分にしかできないこと」を改めて確信し、どこまでも地べたを行き、植物学に尽くし、「人間の欲望に踏みにじられる前に全ての植物の名前を明らかにして、図鑑に永久に刻む」と宣言した。

 最後にサプライズが待っていた。竹雄と綾が、雄作と琴という2人の子供と一緒に、長屋にやってきたのだ。続く第23週のタイトルは「ヤマモモ」。番組の公式SNSでは、竹雄と綾の夫婦が商売をしようと東京にやってくることや、竹雄と綾のいきいきと働く姿を見て寿恵子も商売を始める決意をし、人と人をつなぐ待合茶屋「山桃」を開店させることなどが予告された。

 竹雄&綾ファミリーの登場に「久しぶりで嬉しい」「お父ちゃんとお母ちゃんになってる!」「竹雄と綾がどうしてるか気になっていたので、また見れて嬉しい」「東京で働く竹雄夫婦…来週も楽しみ」と早くもネットには期待する声があがった。

 「らんまん」は、日本の植物学の父といわれる牧野富太郎をモデルとしたオリジナルストーリー。激動の時代の中で、ただひたすらに愛する植物と向き合い続けた槙野万太郎(神木)の波乱万丈な生涯を描く。脚本は、劇作家・脚本家の長田育恵が手掛けている。全26週(130回)。(清水一)