集会で発言する「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表=23日、ソウル(聯合ニュース)

写真拡大 (全2枚)

【ソウル聯合ニュース】韓国最大野党「共に民主党」は23日夜、24日にも始まる東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出に反対する「ろうそく集会」を開いた。

 国会議事堂付近で開かれた集会には党所属の国会議員のほか、職員や党員ら約1000人が参加した。大雨の中、参加者は発光ダイオードのろうそくを手に気勢を上げた。

 李在明(イ・ジェミョン)党代表は、海洋放出を国民の生命と安全を脅かす日本の暴走と主張。改めて中止を求めるとともに、なすすべなく汚染水放出を許した尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権を批判した。

 同党は24日に非常議員総会を開いて対応策を協議する。25日はソウル都心の光化門広場から竜山の大統領室まで行進する予定で、26日は光化門広場で市民団体などと大規模な集会を開く。