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打者・大谷は絶好調!投手・大谷がどんなピッチングを魅せるか楽しみだ(C)Getty Images

 大谷翔平が所属するエンゼルスは、現地6月20日(日本時間21日)からドジャースと対戦する。ロサンゼルスを本拠地とする両チームの対戦は「フリーウェイシリーズ」と呼ばれており、大谷翔平にとっては今オフFAで移籍先の有力候補と噂されているドジャース戦ということもあり、同シリーズは大きな注目が集まりそうだ。

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 そんな対戦相手のドジャースは大谷に戦々恐々としているようだ。二刀流スターは現在、打撃が絶好調。18日(日本時間19日のロイヤルズ戦では、5回に今季24号となる2ランホームランを放っており、2位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)には5本差をつけてア・リーグ本塁打ランキングでトップを独走している。

 また、「フリーウェイシリーズ」の第2戦に大谷は先発登板する予定で、ドジャースは“投手・大谷”と“野手・大谷”の両方と対峙することになりそうだ。地元紙の『Orange County Register』は記事を配信し、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督や若手選手らが大谷について話した内容を紹介している。

 同メディアはまず、ロバーツ監督の大谷についてのコメントを記載。打者と投手のどちらが怖いかと尋ねられると、「とてもいい質問だ。選択しなければならないのなら、打者・オオタニを選ぶかな」と話した。その理由については「打者はわずか4打席だけで済むから。(先発投手として)110球を見ることになると、我々は困難な戦いになるだろう。これに関してはどちらの毒がいいかを選ぶようなものだけどね」と、同監督が語ったことを明かした。

 また、同メディアはドジャースの若手選手が大谷ついて話した内容も記載。24歳の外野手、ジョニー・デルーカは「オオタニは何人に1人の選手なのかわからない。二刀流はかなり非常識だ。1つのことをやるだけでも大変なのに、彼は投手と野手の両方をやってエリートになっている。ある意味、異常なことだよ」と話し、二刀流で輝かしい成績を残す大谷に驚嘆。

 26歳の外野手、ジェームズ・アウトマンも「バッティングだけでも十分に難しいのに、ピッチングまでしなければならないなんて、想像もできないよ」と話し、二刀流スターに早くも“脱帽”の様子だった。

 非の打ち所がない大谷翔平。対戦相手もその実力を認めざるを得ないようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]