【みそきん】をリュウジさんがガチ再現した「イマジナリーみそきん」作ってみた♪このレシピは絶対試すべき!

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大人気YouTuber・HIKAKINさんプロデュースのカップ麺「みそきん」の大旋風が起こりましたよね!SNS上では「みそきん」の話題で未だにぎわっていますよ。人気料理研究家のリュウジさんは入手出来なかったそうで、思いが募って自身で再現することを思い立ったもよう。「みそきん」の原材料情報からレシピを検討し、ついに出来上がったのが「イマジナリーみそきん」なんです。実食せずに考案した異例のレシピですが、本人は「最高の味噌ラーメンが出来上がった!」と自信満々。これは作らない手はありませんよね~!

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「イマジナリーみそきん」Twitterレシピがこちら!


「待ってました‼」「私も8軒行ったけど、なかったです」「みそきんを食べることが出来なかったから、試しに作ったらめちゃくちゃうまかった!ありがとうございます」など、「みそきん」を入手出来なかった方からのコメントが届いていますよ。

筆者も近隣のセブン‐イレブンで探しましたが、まったく売っていませんでした(泣)。だから、リュウジさんの「イマジナリーみそきん」で「みそきん」を食べた気分になれるのは、とってもうれしいです♪

その前に。「みそきん」に使われているのは、白みそなんですって。実はこの白みそは奥が深い!ということで、ちょっと調べてみました。

地域で味が異なる白みそ!信州みそは塩味が強く西京みそは甘味が強い


画像左と小皿に入っているのは、信州みその白みそ。画像右は、京都の西京みそ。

「みそきん」は、にんにくとすりゴマの風味を効かせた白みそベースのスープが特徴とのこと。リュウジさんは、味の要になる白みそは、信州みその白みそを使ってください!とコメントしていました。

関西在住の筆者にとって、白みそと言えば西京みそ。西京みそ以外の白みそがあるの?と逆に驚きました。

そこで信州みそを調べてみると、一般的な山吹色のみそよりも白っぽい色だと、白みそと呼ぶそうです。そして信州みそは西京みそに比べて塩分量が多く、白っぽいからといって西京みそのような甘さはないとのこと。何気なく手に取っていた白みそに、こんなに違いがあったとは!

今回は長野県のメーカー・ハナマルキの白みそを用意。味見をしてみると一般的な塩味のあるみその味で、筆者が普段使っている西京みその甘さではありませんでした。同じような色ですが、はっきりと味の違いがわかるレベル。これは白みそを間違えるとスープの味がまったく違ってしまいます。ぜひ、信州みその白みそをご用意くださいね。

信州白みそと山椒がポイント!「イマジナリーみそきん」を作ってみた!

本家の「みそきん」には油揚げめんと乾燥もやしが入っていますが、入手困難なため「イマジナリーみそきん」は中華めんと生のもやしを使って再現しています。入手しやすい材料なのもうれしいですね。

また、うま味調味料はグルタミン酸、イノシン酸、グアニル産の3つのうま味成分を高配合した「ハイミー」をおすすめしていましたよ。



【材料】(1人分)
中華めん…1玉
もやし…100g
豚ひき肉…80g
味付きメンマ(市販)…適量
ラード…大さじ1
水…300ml
みりん…大さじ1
酒…大さじ1
砂糖…小さじ1
にんにく…5g
しょうが…5g
白みそ…大さじ2と小さじ1
白すりゴマ…大さじ1
「ハイミー」…10振り

黒こしょう…適量
山椒…3振り
一味唐辛子…2振り
青ねぎ(小口切り)…適量
ラー油…定量

「ハイミー」も、リュウジさんがよく使う「味の素」もうま味調味料ですが、両者は旨味成分の割合が違うそうですよ。


1.ラードを引いたフライパンを中火で熱し、豚ひき肉の色が変わるまで炒めます。



「みそきん」には、豚肉のコクが詰まった特製香味油が別添されているそうです。そこで、リュウジさんはラードで豚ひき肉を炒めて豚肉の旨味を引き出すことにしたんですって。中火で2分くらい炒めると色が変わりました。

2.水、みりん、砂糖、酒、すりおろしにんにく、すりおろししょうがを加えて沸騰させ、白ゴマ、白みそ、「ハイミー」を加えます。



白みそ、にんにく、白ゴマの風味が効いたスープに昆布、かつお、しいたけに含まれる3つの旨味成分を高配合したうま味調味料を入れて、だしの旨味を加えます。

3.黒こしょう、山椒、一味唐辛子を加え混ぜ、もやしを加えて1~2分加熱します。



山椒の風味が効いているのも「みそきん」のスープの特徴だそうですよ。黒こしょう、山椒、一味唐辛子が入るのでスパイシーな味わいになりそう!



もやしを入れるタイミングはお好みだそうですが、リュウジさん同様に麺を茹で始める前にスープに入れて、弱めの中火で2分ほど煮込みました。

4.沸騰したお湯で中華めんを2~3分茹でて、水気を切ります。



おいしい麺に茹で上げるため、必ず沸騰したお湯に入れてくださいね。今回は2分茹でました。

5.器に麺を入れてスープを注ぎ、1の豚ひき肉と3のもやし、青ねぎ、味付きメンマ、ラー油をトッピングします。



湯切りした麺にスープを注ぎ、適量のメンマと青ねぎをトッピングしたら完成です!どんなお味なのでしょう?気になる~。

クリーミーなみそスープに山椒とにんにくがしっかり!和風担々麺のよう♪



リュウジさん考案の「イマジナリーみそきん」がこちらです。筆者も「みそきん」を食べたことがないので、どれだけ本家に近づけているのかは正確に判断出来ませんが、オリジナルみそラーメンとしていただいてみたいと思います。

白みそを使っているので、とんこつスープのような白っぽいスープに仕上がっていますよ。そして豚ひき肉ともやしがたっぷりと入っていて、ボリューム感のある仕上がりです♪「みそきん」はカップラーメンなので、具や麺のボリューム感はきっと異なると思います。



では、いただきます♪
あら、麺ともやしが絡んで、もやしラーメンのような雰囲気!もやしのシャキシャキ感がいい感じですよ。

スープを飲んでみると、白みそならではのまろやかさを感じますが、すぐにピリピリとした辛さが!山椒と一味唐辛子の、ダブルの刺激が伝わります。

みそに山椒の組み合わせが新鮮!にんにくの風味もスープに溶け込んでいて、なんだか和風の担々麺のようなラーメンですよ。本家の「みそきん」もこんな味わいなのかしら?本家の味と答え合わせをしたい気分。

「みそきん」を食べたことがある人もない人もぜひ味わってみて!



リュウジさん考案の「イマジナリーみそきん」は、本家の商品レビューや原材料情報をもとに、料理人としての経験やアイデアを駆使した渾身のラーメンだと感じました。

リュウジさんも「みそきん」を実食していないようなので、どこまで近づけたのかは不明でしょうが、みそラーメンとして十分においしいものが出来たとTwitterで紹介していますよ。

筆者も、白みそと山椒の組み合わせが、一般的なみそラーメンとはひと味違うなと感じました。「みそきん」を食べた方も食べていない方も、ぜひ「イマジナリーみそきん」を作って食べてみてくださいね。


<参照文献>
WEB

『九重味噌製造~【初心者向け】白味噌とは、地域・特徴・製法の視点から~』
https://www.kokonoemiso.com/shiromiso/siromiso-toha/