【目ウロコな超裏ワザ】「アスパラガス」を驚愕のシャキシャキ食感に茹でる方法!え、24秒でいいの⁉

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管理栄養士のともゆみです。アスパラガスは年中店頭にはありますが、旬の時季はまさに今。情報番組『あしたが変わるトリセツショー』ではそんなアスパラについて特集していました。筆者がグイ~ッと惹きつけられたのは、茹でアスパラについてのトリセツ。な、なんと!アスパラの茹で時間って、たったの24秒でいいらしいのです。それじゃあスジ張って、全然食べられないんじゃない⁉と思いますよね?だから、わたしが試してみます!

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アスパラガスを茹でる時間について、番組のアンケート調査では多くの人が5分程度でしたが、フレンチシェフの小國朋史さんが実際にお店で茹でる時間を測定したところ、なんと24.4秒でした。

なぜ多くの人が5分も茹でるのでしょうか?という疑問に、おそらく「スジが硬いから」というのが理由の1つと番組では推察していました。アスパラガスは成長すると、自身を支えるために下から硬くなり、これを「木化(もっか)」と言うのですが、どんどん硬くなってしまいます。だから、どんなに茹でてもこの「スジ」は硬いままなのです。

アスパラガスをおいしく茹でるには…

では、アスパラガスをおいしく茹でるにはどうしたらいいでしょうか?答えは「スジを除いてサッと茹でる」ことなんです。小國シェフは、アスパラガスを手で折るのだそうです。やり方は真ん中あたりと根元の部分をそれぞれの手で持って、グッと曲げるとパキッと折れます。自然と硬いスジの端で折れるそうです。

ではさっそく、シャキッと食感のアスパラガス、「シャキパラガス」に挑戦してみます!

「シャキパラガス」に挑戦してみた!

【材料】(2人分)
アスパラガス…4本



【作り方】
1.  アスパラガスの根元を折ります。
真ん中あたりと根元の部分をそれぞれの手で持って、グッと曲げて折ります。自然とスジの端で折れるそうですよ。
※根元から5cmほどの皮をピーラーで剥いてスジを取り除いても可。



2.  アスパラガスを沸騰したお湯に入れて中火にして茹でます。太さ1.2cmで24秒茹でました。
※おすすめの茹で時間
太さ1cm~1.5cm→20秒~30秒ほど
太さ1.5cm~2cm→30秒~40秒ほど



3.  皿に盛り付けてマヨネーズ(分量外)を添えます。



おぉ、シャッキシャキ!



本当にシャッキシャキです。ちゃんと火は入っていて、すごく絶妙な茹で加減のシャキシャキ食感。ガリガリではなかったし、スジばってる部分もなかったです。うまい具合にスジの硬い部分は取れていますね。茹で過ぎないので、アスパラガスの青っぽい新鮮な味が伝わります。これが正しい茹で時間なのですね。

ちなみにアスパラガスのスジは根っこに近いので、甘みはたっぷり含まれているそうです。番組では硬いスジでも食べられるレシピを紹介していたので、こちらも作ってみましょう。

「アスパラご飯」の材料と作り方

【材料】
アスパラガスの根元5cmの部分…35g(太さ約1.2cmのアスパラの根元6本分)
米…1合
塩…小さじ1/4



【作り方】
1.  アスパラガスの根元5cmの部分を幅2mmほどの小口切りにします。



2.  炊いた米にアスパラガスと塩を入れてよく混ぜ、フタをして5分ほど蒸らして完成です。



緑が映える~



なるほど、スジを感じず食べやすいです。彩りもいいし、アスパラガスはシャキシャキ!アスパラガスの香りと甘みがご飯に移って塩加減もちょうどよく、おいしいです。余ったアスパラガスを炊いたご飯に入れるだけで、立派な「アスパラご飯」に変身します。知っているとお得ですね。

アスパラガスの栄養素

アスパラガスに含まれるβ‐カロテンは病気に対する抵抗力を高め、感染症から体を守ってくれます。また、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸は新陳代謝を促して、たんぱく質の合成を高めるので、疲労回復や体力増強に役立ちます。アスパラガスの穂先には機能性成分であるルチンが含まれ、血管を丈夫にし、血管の病気を予防する働きが期待できます。

わたしも今までアスパラガスを茹でるときは5分くらい茹でていました。番組を見ても、いくらなんでも24秒じゃほぼ「生」じゃん、って思っていましたが、24秒しか茹でていなくてもちゃんと「茹でた」感じもありましたし、食感がシャキシャキで味も濃くっておいしかったです。これを食べたらもう5分茹でることはありませんね。ぜひお試しください。

参考文献:
からだによく効く食べ物大事典 監修 三浦理代 池田書店