マドリー移籍が決まったベリンガム。(C)Getty Images

写真拡大

 レアル・マドリーは現地時間6月14日、ドルトムントからイングランド代表MFのジュード・ベリンガムを獲得したことを正式発表。契約期間は2029年6月30日までの6年契約となる。

 19歳の逸材MFは、リバプールやマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、パリSGなども興味を示していたが、マドリーが熾烈な争奪戦を制した格好。その分だけ金銭的な内容も超破格だ。

 移籍マーケットのエキスパートである『スカイ・イタリア』のファブリツィオ・ロマーノ記者によれば、移籍金は固定額1億300万ユーロ(約154億5000万円)で、パフォーマンスやタイトルによって変動するボーナスは最大3090万ユーロ(約46億3500万円)。つまり移籍金の総額は最大で1億3390万ユーロ(約200億8500万円)だ。

 この移籍金はサッカーの歴史上、固定額だけでも歴代10位で、最大ボーナス込みだと歴代4位の記録。10代のMFではいずれも史上最高額だ。
 
 なお、ロマーノ記者によれば、ベリンガムの年俸は1000〜1200万ユーロ(約15億円〜18億円)。こちらもかなりの巨額だ。

 移籍金、年俸ともにマドリーにとってはかなり巨額の投資となったが、期待の大きさの裏返しでもあるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部