「eスポーツ」が9位にランク、政府は五輪での採用見据え支援検討と報じられる<注目テーマ>

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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「eスポーツ」が9位となっている。

 共同通信は23日、「コンピューターゲームなどの腕を競う『eスポーツ』に関し、政府が五輪での採用を見据え、研究や情報収集、医科学支援に乗り出す方向で検討に入った」と報じた。報道によると、文部科学省所管の日本スポーツ振興センター(JSC)や関連団体、企業などが連携し、選手強化を後押しするという。

 eスポーツは今年9月に中国・杭州で開催される第19回アジア競技大会で正式なメダル競技として実施されることが決まっているなど、社会的価値が向上していることから企業の関心は依然として高い。直近では、ピーシーデポコーポレーション<7618.T>が18日、eスポーツ事業を展開するVARREL(東京都渋谷区)及び京浜急行電鉄<9006.T>とeスポーツを活用した推進コミュニティ設立に関する連携協定を締結し、横浜市の後援のもと「横浜GG(GoodGame)プロジェクト」を発足すると発表した。

 また、ウェルプレイド・ライゼスト<9565.T>は24日、国内最大級のポーカールーム「ROOTS」を運営するPOKER ROOM(東京都世田谷区)と業務提携したと発表。両社が持つ経営資源、経営ノウハウの有効活用、事業効率の向上などを図り、企業価値向上や利益拡大を実現するとともに、ゲーム・eスポーツ業界及びポーカー業界への貢献を続けるとしている。

 これ以外では、トーナメントプラットフォーム「Tonamel」を展開するカヤック<3904.T>、昨年8月から本格的にeスポーツ事業を開始したソルクシーズ<4284.T>、プロeスポーツチームを運営するGameWith<6552.T>、人気格闘ゲーム「ストリートファイターシリーズ」を活用したeスポーツ大会を開催しているカプコン<9697.T>などにも注目したい。

出所:MINKABU PRESS