日本マイクロニクス<6871.T>がこの日の取引終了後、第2四半期累計(1~6月)連結業績予想について、売上高を156億円から172億円(前年同期比12.1%減)へ、営業利益を5億円から16億円(同61.0%減)へ上方修正した。主にメモリ向けプローブカードの需要増加が要因としている。

 同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高97億6900万円(前年同期比0.4%減)、営業利益19億7400万円(同8.7%減)、純利益11億700万円(同12.0%減)だった。メモリ半導体市場の減速感が強まるものの、前四半期の受注案件により、メモリ向けプローブカードが概ね計画通りとなったほか、ノンメモリー向けで車載向けの需要が継続した。ただ、半導体市場及びFPD市場の減速を受けてTE(検査機器)事業が落ち込み、減収減益を余儀なくされた。

出所:MINKABU PRESS